スズキは20日、米国市場へのテコ入れを強化し、2007年には05年比で2倍強の20万台を目指す計画を明らかにした。
スズキは世界最大の自動車市場である米国で立ち遅れおり、昨年の販売は約9万台だった。昨年9月からは小型SUVの『グランド・ビターラ』(日本名エスクード)を投入するなど、商品を強化している。
今年はカナダ工場で、同社としては初めてとなるミッドサイズの新型SUVも生産開始し、市場投入する計画。ディーラー網については、現在の主体となっている南部に次いで「大市場の西部と東部でも拡充を図る」(小野浩孝取締役)方針だ。