スズキのインド子会社のマルチスズキは、インド製の『ジムニー5ドア』(日本名:『ジムニー・ノマド』)の輸出累計台数が10万台を突破したと発表した。
ジムニー5ドアの輸出は2023年にインドでの販売開始直後から始まった。インドだけで製造されるこのSUVは、日本、メキシコ、オーストラリアを含む100カ国以上に輸出されている。
ジムニー5ドアの輸出先トップ5は、日本、メキシコ、オーストラリア、南アフリカ、チリだ。
特に注目すべきは日本市場での反応だ。2025年1月にジムニー・ノマドとして導入されると、数日で注文が5万台を超える圧倒的な反響を呼んだ。これは世界でも最も進化し品質意識の高い自動車市場の一つである日本でのジムニー人気を示している。
ジムニー5ドアは、ラダーフレームシャシーとスズキの実績あるオールグリップPRO(4WD)を組み合わせ、優れたオフロード性能と安定性を提供する。1.5リットルガソリンエンジンを搭載し、耐久性、シンプルさ、信頼できる性能のバランスを体現している。
マルチスズキの竹内寿志 社長兼CEOは「ジムニーは世界的に半世紀以上の歴史を持つ。ジムニー5ドアが輸出10万台の節目を越えたことは、マルチスズキにとって誇らしい成果だ」と述べた。
同氏はさらに「ジムニーを含む17モデルを輸出するマルチスズキは『世界のためのメイク・イン・インディア』の輝かしい例だ。輸出の年々の増加は、製品に対する顧客の愛と信頼を反映し、世界クラスの自動車製造ハブとしてのインドの台頭を浮き彫りにしている」と付け加えた。
この成果は、マルチスズキの堅調で持続的な輸出成長軌道を裏付けている。2025年度上半期には20万台以上の車両を輸出し、約40%成長して過去最高の半期輸出量を記録した。マルチスズキはインドの乗用車輸出で46%以上のシェアを占めている。2024年度には33万台以上を輸出していた。








 
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
          