きょう25日から自動車メーカー各社の2007年3月期決算が相次いで発表される。同時に公表される各社の今期(08年3月期)決算予想は、産業界の業績動向を占ううえで、ここ数日値動きが止まっている株式市場からも注視されている。今期予想では、各社が為替レートの前提をどの水準に置くかがポイントとなる。
ソリッドグループホールディングスは、北海道苫小牧市に直営店舗「カーチス苫小牧」を28日よりオープンすると発表した。
日信工業は、インドに二輪車と四輪車のブレーキ製品やアルミ製品を生産する新会社を設立すると発表した。
日本電産は、日本サーボに対する株式公開買い付け(TOB)の結果を公表した。日本電産が予定していたよりも1000株多い1820万3000株の応募があり、TOBは成功した。買い付け総額は47億3300万円。
川島織物セルコンは、日本と中国で自動車用シートの裁断・裁縫を手掛けるセイワを子会社化すると発表した。
ダイムラークライスラー日本は、昨年秋に発売したディーゼルエンジンを搭載したメルセデスベンツ『E320CDIアバンギャルド』の受注台数が累計1000台を突破したと発表した。
ソフト99は、2007年3月期の期末の配当を増配すると発表した。同社は通期業績予想を下方修正したものの、株主の配当増額に対する要請の高まりを受けて、増配することにした。
ソフト99は、2007年3月期の連結決算の通期業績見通しを下方修正した。売上高は220億円を予想していたが210億円に下方修正した。暖冬の影響で冬季商品の店頭での販売が不振で、期末に返品が計画を大幅に上回って発生したのが主因だ。
古河電池は、2007年3月期の通期業績見通しの収益を下方修正した。売上高は310億円を予想していたが、320億円と予想よりも上回る見通し。
富士機工は、2007年3月期通期業績見通しを修正した。売上高は600億円を予想していたが、606億円とほぼ予想通りで、好調な売上げから経常利益は1億5000万円から2億円に上方修正した。