ダイムラークライスラー日本は、昨年秋に発売したディーゼルエンジンを搭載したメルセデスベンツ『E320CDIアバンギャルド』の受注台数が累計1000台を突破したと発表した。
E320CDIアバンギャルドはコモンレールディーゼルエンジンを搭載したモデルで、5.0リットル・ガソリンエンジン・クラスに匹敵する動力性能と静粛性、2.0リットルクラス並みの燃費を備える。
東京都の「ディーゼルNO運動」などの影響で、ディーゼル車に対して強いアレルギーを持つ日本市場にあえて投入したモデルだ。
欧州市場では二酸化炭素の排出量がガソリンよりも少ないため、ディーゼルが主流となっており、欧州自動車メーカーとして他社に先駆けて投入した結果、出足は順調となっている。
4月現在の受注台数が1000台を突破し、「Eクラス」全体の約15%に達している。