東海理化の07年3月期決算は、売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高を更新した。売上高は8期連続、利益は5期連続で増益をとなった。
愛知機械工業の07年3月期決算は、売上高が前期比13.4%減の1064億円、営業利益が同16.1%減の46億円、経常利益が同15.7%減の46億円と、2期連続の減収減益となった。日産自動車の生産の落ち込みが響いた。
スズキは4月27日、2007年3月期決算を発表し、売上高が3兆1637億円と初めて3兆円を超えた。「軽自動車が伸びて3兆円になったらよかったので、中ぐらいの喜び」と鈴木会長。
「一度負けると、5年はかかると思う」---。スズキの鈴木修会長は4月27日の2007年3月期決算会見で、軽自動車トップの奪還について聞かれ、こう述べた。
ここのところ、フランスメーカーの南米戦略に関するニュースが続いている。まずルノーは12日、世界戦略車『ローガン』を、アルゼンチンとブラジルの両市場でも展開すると発表した。
豊田通商の07年3月期決算は、売上高が前期比7%増の6兆2127億円、営業利益が同23%増の1100億円、経常利益が同15%増の1127億円と増収増益だった。旧トーメンとの合併初年度、好調な滑り出しとなった。
愛知製鋼の07年3月期決算は、売上高は過去最高となったものの、原材料高の影響により、営業利益、経常利益が4期ぶりのマイナスとなった。合理化努力や製品価格の値上げにより、08年3月期は増収増益を確保する。
豊田合成の07年3月期決算は、売上高、営業利益、経常利益とも過去最高を更新した。売上高は初めて5000億円を超えた。
関東自動車工業の07年3月期決算は、生産台数、売上高が過去最高となったほか、営業利益、経常利益が2期ぶりに増加した。小型車シフトが減益要因となったが、原価改善努力で増益を確保した。
トヨタ車体の07年3月期決算は、生産台数が過去最高の74万5000台となり、売上高が過去最高となった。利益は価格改定や設備投資費用の増加で、8期ぶりの減益だった。08年3月期は生産台数が72万台に減ることから、減収増益を見込む。