豊田合成の07年3月期決算は、売上高、営業利益、経常利益とも過去最高を更新した。売上高は初めて5000億円を超えた。
売上高は前期比19.1%増の5934億円、営業利益は同60.4%増の31億5000万円、経常利益は同56.6%増の31億3000万円だった。
トヨタ自動車の国内外での生産拡大により、内外装部品、ボディーシーリング部品、機能部品、セーフティシステム部品、オプロエレクトロニクス部品など、すべての品目で、売上高が2ケタの増加となった。
利益は、製品価格変動、材料価格の値上がりなど189億円の減益要因があったが、売り上げの拡大、合理化努力など302億円の増益要因あり、差し引き113億円の経常増益となった。
08年3月期は、売上高が前期比2.7%増の6100億円、営業利益が同11.1%増の360億円、経常利益が同11.8%増の350億円を見込む。