第30回の記念すべき日本カー・オブ・ザ・イヤーは、事前に流れた噂通り、2台のハイブリッドカーの争いとなって、終盤まで希に見る接戦となった。61名の選考委員すべての票が開かれるまで予断を許さぬ緊張感が開票会場に満ちた。
今回は『プリウス』と『インサイト』をどう見るか、というところが配点のポイントだった気がします。面白かったのはプリウスとインサイトを同じ点にして、『i-MiEV』を10点に入れた人たちがいたこと。
選考結果は今年も時代を反映したクルマが選定され、妥当なところに落ち着いたと思います。
「エコプロダクツ2009」の概要がこのほど発表された。それによると、会期は12月10-12日の3日間で、会場は東京・有明の東京ビッグサイト。
イヤーカーの採点・配点で、私は『プリウス』にフルマーク(10点)を与えた。理由は、見事なる成熟と、そして現状に甘えることのない、あくなき開発スピリットの発揮であった。
今回、10点を投じたのは『プリウス』(先代も10点)。この3代目はスタイリッシュでHVシステムの進化著しく、ライバルと比べEV走行領域は圧倒的。結果、驚異的な実燃費を実現。後席の実用性も高く、時代と未来を担う象徴的な1台だと思う。
三菱化学は、太陽光発電によるトラック運転室内の冷房システムを開発した。車室内の快適性を維持しながら、トラック停車中のアイドリングストップを促進するためのシステム。
ニフコは、2010年3月期の連結決算業績見通しを上方修正した。売上高は前回予想よりも50億円増となる1020億円となる見通し。自動車メーカーからの受注回復などで、売上げが当初計画を上回る見通しとなったため。
KYBは、二輪車用油圧クッションユニットを生産する連結子会社KYB神渕と建設機械用油圧シリンダを生産するKYB川辺を解散する。
ATTTのトヨタブースでは広汽トヨタで運用されている新自動車流通システム「SLIM」 (Sales Logistics Integrated Management)をデモンストレーションを交えて披露した。