“スポーツサルーン”とジャガー自身が銘打つ『XE』。言われなくとも明らかなのは、ドイツの“3”や“C”が標的だということ。“フラッグシップの『XJ』が優雅で独創的な存在感なのに対し、今風に言うなら“3シリーズらにガチで勝負を打って出てきた”のが『XE』という訳だ。
サスペンションで10mm、ルーフで55mm! すわ『N-BOXスラッシュ』のようなトガったチョップドルーフ車の登場か!? と思いきや、ルックスは(エアロ付きの「モデューロX」ならより顕著かもしれないが)案外と普通…が第一印象だった。
新しい『クーガ』では、エンジンが選べるようになった。どちらもフォードが展開する「エコブースト」の4気筒ターボで、排気量は1.5リットルと2リットルの2機種。
ラテン系のクルマを乗り継いできた知人が(セダンの)購入を検討している。「同じドイツ他銘柄よりヒエラルキーが気にならない」のが理由。確かに今のVW車は、上質ではあるけれど、隣のクルマと競おうなどとは思わず、さっぱりとした気持ちで乗っていられるのが魅力だ。
もともとハイブリッドシステムを看板にデビューした同車。なのでガソリンエンジンの追加というと、お手頃価格車も設定したのね…と思わなくもない。
子どもの塾やお稽古ごと、最寄り駅までの家族の送迎、毎日の買い物など…。ありとあらゆる用途をサラッとこなしてくれる頼れる存在。そんなコンパクトカーや軽自動車は、何といっても小さめのボディに大きな使い勝手を凝縮した高効率パッケージングと車内スペースが特徴だ。
2014年年度と同・暦年に続き、2015年上半期SUV新車登録販売台数第1位となった『ヴェゼル』。首都圏近郊での「よくすれ違うなぁ」の印象は、あながち気のせいではなかったようだ。
ベースの『A1』の軽やかな走りもなかなかのもの。けれど『S1』は、派生車というよりも、スペックも走りもまったく違う“格別の俊足スポーツカー”に仕上げられている。
『Q3』のクワトロモデルは2リットルターボを搭載し、チューンの違いで180psモデルと200psモデルがある。試乗車は前者で、これにオプションの「Sラインパッケージ」を装着、内装、外観、足回りが、標準車と異なるスペックになっていた。
思えば最初の『X5』には「BMWがSUV? 本当に!?」と驚いたもの。けれどBMWからMPVが登場しても平然と受け止められたのは、そういう時代だからか? 着々とバリエーション拡充も推進しており、一過性では終わらせないつもり、のようだ。