9年6カ月ぶりの一新。とはいえ先代を念頭に新型を目の当たりにしても区別がつきにくいほど。が、それは先代の評判が高かったことを意味するのだろう。
「新型『ロードスター』ですよね!」街中で試乗中、(トップを開けていたからよく聞こえたのだが)交差点で歩行者から、そう声をかけられた。このクルマへの関心度の高さを実感させられた瞬間だった。
現行軽枠の2WD車で車重670kg。かつての「ワークスR(3代目時代=680kg)」を上回る軽量ぶりに、いやが上でも期待が高まる。そんな「ターボRS」の走りは、期待に違わぬものだ。
ボディサイドのキャラクターラインを2本以内に留めた外観がスタイリッシュ。キュンと小気味いいリヤビューも、デザイン要素がシンプルだが「カッコいい」と思わせられる。
日本の経済と生活を支える、なくてはならない存在、軽ワンボックス。その中でトップシェア(ワゴン含む)を誇る『エブリイ』が9年6か月振りに一新された。
実車を目の前に印象的だったのは、圧倒的な存在感、質感だった。「本当に軽の枠!?」と目を疑いたくなる堂々とした佇まいは、ロータス『エリーゼ』を横に並べても決してヒケをとらないはずだ。
先ごろ、2011年12月の発売以来のホンダNシリーズ系5車種の累計販売台数が100万台を超えたという。『N-BOX』はその第1弾だったが、この度改良を受け、内容を充実させた。
日本導入からは3年半余。プジョーにとって堂々のフラッグシップモデルの『508』シリーズ初のフェイスリフトモデルは、「なるほどね」な改良を受けている。
『アルファード』の“S系”のグレードは、いわゆるエアロ仕様の外観が特徴。通常なら「お好みであればどうぞ」と言うところだが、同車の場合は、少々、事情が異なる気がした。
3、4代目『オデッセイ』や『ストリーム』。それらがホンダのラインアップから1度落ちてしまい、乗り換えに困っていたユーザーのための新しい低全高3列シートミニバン。そう理解すれば、このクルマの狙いはわかりやすい。