“底なし”の高性能ぶりと快適な走りはハッチバックで経験済み。その“R”が、新たにワゴンのヴァリアントにも登場した。“史上最強のゴルフのワゴン”という謳い文句が本当かどうか試すべく、キーを受け取った。
0-100km/h加速5.3秒、最高速度260km/h。カタログを開けばそんなスペックが載っている『Fタイプ コンバーチブル』。とはいえ粗暴さとはまったく無縁なところは、いかにもジャガーらしい。
試乗車は素の「スパーダ」、グリル部分の加飾が明るめのプラチナ調、ホイール&タイヤが16インチとなるが、全長を45mm伸ばした専用の外観デザインは“クールスピリット”と共通。標準車に対し、精悍な雰囲気が特徴だ。
Mモデル、しかも1シリーズベースとなれば、どれだけホットなのだろう…。そんなコチラの緊張感を見透かしたかのように、あっさりと、スムースに走り始めた。
“スポーツサルーン”とジャガー自身が銘打つ『XE』。言われなくとも明らかなのは、ドイツの“3”や“C”が標的だということ。“フラッグシップの『XJ』が優雅で独創的な存在感なのに対し、今風に言うなら“3シリーズらにガチで勝負を打って出てきた”のが『XE』という訳だ。
サスペンションで10mm、ルーフで55mm! すわ『N-BOXスラッシュ』のようなトガったチョップドルーフ車の登場か!? と思いきや、ルックスは(エアロ付きの「モデューロX」ならより顕著かもしれないが)案外と普通…が第一印象だった。
新しい『クーガ』では、エンジンが選べるようになった。どちらもフォードが展開する「エコブースト」の4気筒ターボで、排気量は1.5リットルと2リットルの2機種。
ラテン系のクルマを乗り継いできた知人が(セダンの)購入を検討している。「同じドイツ他銘柄よりヒエラルキーが気にならない」のが理由。確かに今のVW車は、上質ではあるけれど、隣のクルマと競おうなどとは思わず、さっぱりとした気持ちで乗っていられるのが魅力だ。
もともとハイブリッドシステムを看板にデビューした同車。なのでガソリンエンジンの追加というと、お手頃価格車も設定したのね…と思わなくもない。
子どもの塾やお稽古ごと、最寄り駅までの家族の送迎、毎日の買い物など…。ありとあらゆる用途をサラッとこなしてくれる頼れる存在。そんなコンパクトカーや軽自動車は、何といっても小さめのボディに大きな使い勝手を凝縮した高効率パッケージングと車内スペースが特徴だ。