1987年に登場した初代はDOHCターボ+フルタイム4WDと、軽としては異例なハイスペックを誇った。転じて復活を果たした新型は、当然、最新技術をベースとするも(4WD車も設定される)、売りは“5速MT”と、シンプルでスノッブ。そこが、このクルマの“キャラ”なのだろう。
“高鳴る心臓”。プレスリリースのそんな言葉づかいが、いかにもアルファロメオらしい。仕事とはいえ試乗ができ何て運がいいのだろう…とさえ思えた。そんなシアワセな気分をドライバーに味わわせてくれるのがこの『4Cスパイダー』だ。
『Gクラス』を筆頭に、目下メルセデスベンツのSUV系モデルは全5車種。このうち『Cクラス』の一員として新登場となったのが、今回の『GLC』である。
最新『Aクラス』ではAMGモデルを含め全3タイプのエンジンを設定する。そのうち基本となるのがA180系に搭載の1.6リットルで、122ps/20.4kg・mのスペックを発揮、JC08モード燃費はシリーズではイチバンの17.6km/リットルとなっている。
ボルボ『S60』の搭載エンジンがすべて同社最新の“Drive-E”になった。整理しておくと、性能ランク順に上からT6、T5、D4(ディーゼル)、T3という布陣で、すべて4気筒だ。
十年一昔というが、ボルボ『XC90』の場合、初代導入から実に12年8か月ぶりのフルモデルチェンジ。まるで人生それくらいゆったり暮らしなさい…と、言われているような? いずれにしろ従来型ユーザーなど、さぞ待ち遠しかっただろう。
チェック柄のシートが、紛うことなくGTIの一員であることを主張する。コンパクトなボディが身上の『ポロ GTI』のマニュアル車。2ペダルのDSG車が十分にスポーティだから、まあ操作部分が文字どおり“手足”に置き換わっただけのクルマだろう…そんな予測をたてて試乗した。
従来はAMGモデルのみの設定だった4WDモデルが、最新ラインアップでは『A250 SPORT(シュポルト)』でも選択可能になった。搭載エンジンは270M20型2リットルターボとこれまでと同じだが、スペックは最高出力が+7ps(218ps)へと高められている。
ガソリンエンジンがすべて新世代に刷新されたBMW『3シリーズ』。そのうち「330」はこれまでの「328」に代わるモデルで、4気筒2リットルと排気量は同等で、スペックは最高出力が+7psの252psに、JC08モード燃費も15.4km/リットルへと僅かながら向上させている。
カタログには43分の1のモデルカーやキーホルダーになるスマートを象ったカラビナ(写真参照)なども用意される。限定車としての発売だそうだが、実車は、ぜひ継続販売してほしい…そう思わせられる仕上りだった。