試乗車はシリーズ最強の1.6リットルターボ+6速MT搭載の“スポーツ シック”。17インチホイールがスゴ味を効かす外観は相変わらず個性があって、オットリとした見た目のシトロエン『C3』とそういえば兄弟車だった…と、事実関係を思い出すのに時間が要るほどだ。
標準の『DS 4』に対し全高が30mm高く、ロードクリアランスも+20mmの170mm。とはいえ乗り込む際も、乗り込んで運転席に収まってみても“目線が高くなった”実感はほとんどない。不思議なものである。
R50およびクラシック・ミニの元オーナーとして、ディーゼルエンジン搭載の最新ミニにビビッとくるものがあった。ブレていないというか、オーセンティックなミニの世界観がキチンと表現させている…そんな風に感じたからだ。
新型『DS5』の最大の変更点は、DSブランドの立ち上げに伴い“シトロエン”の名(とロゴ)が外されたこと。
『TT』や『R8』がアウディのアイコンであることは確か。だが『A4』は、ラインアップが膨大となった今も、前身の『80』の時代から同社の主力モデル…そんなことを試乗しながら再認識させられた。
個人的には改良型『CX-3』のうち、もっとも期待を寄せていたのが4WDモデルだった。というのもデビュー当初の試乗で主に乗り心地面で納得がいかない部分が多々あったから。従来型オーナーの身になるとフクザツだが、進化していればそれは歓迎だ。
試乗車はXDツーリングLパッケージの2WD・6速AT車。ちょうど1年前、まったく同一仕様の従来型に試乗しており、このとき以来の“気がかりだった点”がどう改良されたかが、今回の試乗のポイントだ。
マツダ『デミオ』の最新モデルに用意される「ブラックレザーリミテッド」は、国産同クラスでは、間違いなく1番の上質感、心地良さが味わえる仕上がりだ。
『XE』は『XF』に対し全長285mm、全幅30mm、全高40mmそれぞれ小さく、ホイールベースは125mm短い。最小回転半径も20cm小さく5.5mで、車重もおよそ100kg軽量だ。
そもそも論だが、アルファロメオの価値基準は“人からどう見られるか?”よりも“乗り手がどれだけいい気分を味わえるか?”にある。『ジュリエッタ』と車名からしてロマンティックなこのクルマも、もちろんその点での資質は十二分だ。