なるほど単に顔を似せただけではなく、Cピラーが“前寄せ”だったりと、元のチンクのバランスをフォルムで体現している。だから『500L』(正規未導入)の肩のチカラの抜けた佇まいに較べ、グッと安定感、チンクらしさがあり、精悍にすら見えるルックスをしている。
モータースポーツのDNAが組み込まれた“ポールスター”。とは言え、見た目はボディ後部の青いバッジでそれと判る程度。が、実際に走らせてみると、その違いに「なるほど」と納得させられた。
コンパクトカー感覚で乗れる手頃さが『ソリオ』の強み。さらに新型に試乗し、驚かされたのは“いいところばかりが際立つ”ということだった。
このクルマのステアリングを握ると、首都高速が私だけのワインディングロードに変わる…何ともコソバユイ広告コピーのようだ。が、都心で『XE』を借り受け、走り出してみると、本当にそういう実感がしたのである。
“ガラ軽”なども言われる日本の軽。とはいえミッドシップスポーツもSUVもミニバンも何でもアリなのはご承知のとおり。が、欧州コンパクトのように“普通に乗れる”クルマは案外と少なく、なので『N-ONE』は貴重な存在…ということになる。
前身の初代『100』時代を含めると実に47年。アウディ車中、最長寿モデルでもある。レポーター個人は、セダンがCd値0.28のクーペのように変身した2代目(C5型・1997年)などおおいに注目したもの。『オールロードクワトロ』もこのA6ベースで最初に登場した。
“T3”はボルボの新パワートレーン戦略“DRIVE-E”のガソリンエンジンのうち、ボトムレンジを担うシリーズ。呼称は“3”だが搭載エンジンは4気筒の1.5リットルターボ(152ps/25.5kgm)。これに6速ATが組み合わせられる。
主力5モデルに一挙投入! インパクト絶大のデビューを飾ったディーゼルモデルの「D4」だが、その実力、存在感は、安全性能と並び、今後のボルボの“柱”のひとつになり得るポテンシャルを感じさせてくれた。
スバル車を語るときにしばしば出てくる言葉が“年改(=年次改良)”。歴代『レガシィ』などそうして進化してきたのはご承知のとおりだが、2014年4月登場の『レヴォーグ』も、最新モデルは年改が入っている。
確か“モカシン”と呼んだ、野球のグローブを模したステッチ入りの革シートや磨いたアルミのロールバー。初代ロードスターは、クーペ以上に何もかも凝っていた。それが2代目を経て今回の新型に。もちろんクーペ同様にその世界観は踏襲されている。