フォード『エスケープ』に試乗しながら、今ならどんなユーザーに相応しいか?と考えてみた。答えはすんなりと見つかった。「古典的な4WDを求める人」にこそ、このクルマは今でも受け容れられるはずだ。
意外なことに、VW『パサート』でこうした“万能型ワゴン”が設定されるのは初。けれど決して肩のチカラが入った感じはなく、ベース車(現行B7型パサート・ヴァリアント)に対しネガがない点も感心させられた。
フォード107年の歴史でもっとも革新的な技術…とカタログにもう謳われている、フォード『エクスプローラー』の「EcoBoost」。
『A1』がアウディの入門車となった今だが、もともとVWゴルフ相当のアウディとして登場したのが『A3』。
試乗車は導入当時から設定された「スポーツパッケージ」に、さらにオプションの17インチタイヤ(215/40R17)とホイールを装着した個体。
健康や環境に関心の高い生活スタイルを送るLOHASな人が乗るイメージだそう。最高速度100km/hまで、60km/hで3kmのEV走行も可能で、「モーター単独で走れるので“フルハイブリッド”」(アウディジャパン)と定義している。
『eQ』(米国名は『iQ EV』)。何ともハマりきった感のある車名である。
予備知識なく運転席に座った瞬間、「見晴らしが相当よくなった」と感じた。試乗後、開発者に尋ねるとインパネを20mm低く、20mm前出しし、サイドウインド下端も15mm下げたという。着座位置は変わらないから、相対的に視界の広いクルマになったという訳だ。
facebookにチラッと写真を投稿してみたところ、大人の女性からの「いいね!」が真っ先にあった。品がある、かっこいいetc……。もちろんそれで正しい。オトコはとかくスペックで判断したがるが、こういうクルマでそれは野暮だからだ。
最もコンパクトなアウディ、『A1』に加わった5ドアの『A1 Sportback(スポーツバック)』。厳密に見るとVWポロより25mm短く、60mm幅広く、35mm低い(ホイールベースは5mm短い)。