デトロイトの航空写真を表紙に使ったクライスラー『300』のカタログには、何と諸元表のページがない! 野暮なスペックのチェックなどせず、ファッション雑誌のような写真とコピーで世界観を理解せよ…ということか。
もともとBMWのセダン+4WDが最初に設定されたのは『3シリーズ』だった。E30型時代の1985年の『325iX』がそれで、20mmだけ高い車高など、今のセンスからすると、いかにも当時の乗用4駆らしいクルマ。当時はアウディ『クワトロ』などが出始めた頃だ。
累計受注5000台に迫る勢いと絶好調の『up!』。「さすがに想定外だった」とVW関係者も証言する。
アルファロメオ『ジュリエッタ』のクワドリフォリオ・ヴェルデに試乗した。その際、所定の試乗コースを1周走るべきところを、2周もしてしまった。
BMWのクリーンディーゼル搭載車が、矢継ぎ早に登場してきた。BMW『523d BluePerformance』もその中の1台。
プジョー『208GT』は掛け値なしで爽快なクルマである。
年明け登場というPHEV(プラグインハイブリッドEVシステム)も気掛かり。が、今回は、2.4リットルガソリンエンジン車からの試乗と相成った。
少々見分けがつきにくいが、路上でもよく見かけるBMWのSUV、『X1」と『X3」。どちらも9月に改良が実施され、X1はフェイスリフト、アイドルストップ機構を設定。一方でX3には、ポスト新長期規制にも適合するディーゼル搭載車が新たに設定された。
プジョー『4008』、シトロエン『C4 AIRCROSS』のベース車にもなっている『RVR』。ヨーロッパでも時流のコンパクトSUVのど真ん中をいくモデルだ。
「軽ではなくスモールカーを作りたかった」(デザイン開発室 1スタジオ・石川孝夫さん)という『N-ONE』。設計要件からドアガラスがカーブさせられない等、軽のキツい制約の中、最大限にハツラツとしたスタイルに仕上げられたと思う。