シトロエン『DS3 Shic』に設定された「Ultra Prestige」。個性派DSラインの末っ子にして、実に活きのいい走りが魅力のモデルだ。
時代考証の視点から、1955年当時のDSは相当に未来的だったろう。が、DS5のシュールさもたいしたもの。とくに運転席まわりは航空機を元ネタに頭上にもトグルスイッチを配置している。
試乗したのはクッキリと鮮やかなサテンブルーマイカメタリックの1.8S。このグレードの新しく大胆に起こされたマスクをもつ外観は、ありがちな“いかにも”な変更の域を越えている。
原点回帰の“作風”で一新された今度の『ザ・ビートル』に乗り最初に感じたのは「フツーのクルマになった」ということ。
“D型”へと進化した最新『レガシィ』。正直なところ力強過ぎる新しいマスクには、もう少し温和さが欲しい気がする。ショーカー「ハイブリッドツアラー」等のデザインテーマが早く反映されるのを見たい。
蚊取り線香の煙の匂いにホッとするように、試乗枠2枠目にして、自分のクルマように馴染んでいる自分が、つくづく「日本人だなあ」と思えた。
「用途、走りを重視して1.8&1.5リッターの2つのエンジン設定とした」という『カローラ・フィールダー』。
不思議なことに『レガシィアウトバック』には水平&直線基調の新しいフロントマスクは違和感がない。
“SPORT”のサブネームがつくものの、スバル『インプレッサ』の5ドアボディは、気兼ねなく日常の中で乗れる実用車、である。
初代『ミラージュ』(1978年)は、当時の日本車としてはスタイルもメカも画期的で垢抜けたコンパクトカーだった。転じてこの夏に復活する新しいミラージュは、極めて今どきのコンパクトカーだ。