『フォレスター』のユーザー像の一例が北米の30〜40歳台の子育て中のママで、後席スペースは広いに越したことはない…の声があったという。
上空でひばりが囀るあぜ道、坂の多い静かな日中の住宅地…。テケケケギュイーン…とエンジン音を響かせて走るより、シューン!とモーターで風のように走り抜けたほうがスマートに違いない。
家族の最寄り駅までの送迎、コンビニへの買い物等、日常使いにもピッタリだった。ボディサイズもスタイルも大袈裟過ぎないのはアウディ『Q3』の美点のひとつ。
レクサス『IS F』はつくづく、開発エンジニアの顔が見えるクルマだ、と思う。かつ、決してどれかのライバル車の後追いではない、独自の世界観をもっている。最新型に触れて、その思いを一層強くした。
レクサス『IS C』シリーズにに新設定されたF SPORT。外観ではギザギザのパターンのグリルやバンパー、専用アルミホイールなどが、標準車と差別化されたデザインとなる。
レクサス『CT200h F SPORT』ならではのトガり具合を確かめようとステアリングを握ってみた。すると、あくまでもジェントルだった。CT200hの登場以来の魅力は、しなやかでスムースな乗り味。
丸型独立4灯ヘッドランプや室内のメーターは、バイクのイメージだという。コンパクトカーとしてもかなり元気のよさそうなルックスから、どんな走りなのか、想像できなかった。
マイナーチェンジならぬ“メジャーチェンジ”を果たした『LS600h』に新設定された『F SPORT』の走りは、極上の速さとスムースさを見せつける。
ホフマイスター・キンク(キックバックしたBMW独特のCピラー&窓後端形状)後方に「ActiveHybrid 3」のバラ文字のオーナメントが、特別な『3シリーズ セダン』であることをさり気なくアピール。
個人的にBMW『3シリーズ』のMT車を走らせるのは、遥か以前に取材で乗った初代E-21の中古車か、友人が所有していたE-30のM3以来かもしれない…と思った。