まさに老若男女に人気の日産『ジューク』特別仕様車「アーバンセレクション」に乗った。
気になるのはトヨタ『86』と何が違うか?だろう。
昔のジャガー『XJ』やMINI『クーパー』を思わす(!?)、給油口らしきリッドが左右2つの『プリウスPHV』。右側の“充電口”に差し込んで使う専用のコネクターは軽く、扱いも非常に楽だ。
レンジローバー『イヴォーク』(イヴォー“グ”ではない)は、まさに新種のSUVだ。ジャンルは違うが、最初のアウディ『TT』が登場したときのようなインパクトがある。
そこはかとない高級感を漂わすレクサス『GS』。パフッ!と物静かに閉まるフロントドアの音の高品位ぶりに「おっ」と思わせられた。
ここだけの話だが、燃費や効率をとことん突き詰めた『プリウス』をチューンするのはどうなのか? の思いがあった。しかし「G SPORTS(G's)プリウス」は、そんな疑念を見事に払拭してくれるクルマだった。
野球帽のツバを後ろに回して被っているようなルーフ。ハッチバックよりさらに50mm低い車体。そんなルックスからも想像できるとおり、MINI『クーペ』の走りは実にファン。
構成要素は左右に離れたヘッドランプと盾型グリル、バンパー下のインテークのみ。普通に考えれば間延びするはずのマスクだが雰囲気で“魅せて”しまうのがサスガ。
フィアット『500 by Gucci』は、グッチ創設90周年でもあった昨年、フィアットとのコラボで生まれたモデル。実車に触れて印象的なのは「よくあるお手軽限定車にはない、こだわりの作り込み」だ。
発売から1か月の受注が何と約12万台! 月販目標の10倍だ。想像を絶するほどの人気ぶりだが、その秘訣はハイブリッド車ならが“親しみやすくあくまで普通”だからだ。