試乗して、従来のトヨタ車以上に開発エンジニアの「本気度」を実感した。
いわゆる子育てママさん専用車とはちょっと趣の異なる『N BOX+』。斜めの床+アルミスロープは、自転車やベビーカーの積み下ろし、高齢の大型犬の乗せ降ろし等、確かに誰もが実生活のなかで即座に活用できそうだ。
「パサート」の名を外し、新たな上級車に再定義されたという。
現実的なEV走行が可能になった『プリウスPHV』を7日間使用したところ、通常の『プリウス』以上の低燃費性能を実感した。
先ごろ限定車もリリースした日産『エクストレイル』。スマートなSUVが台頭する昨今ながら、改めてベース車に乗ってみると、このクルマが“本物の道具”であることがわかり嬉しくなった。
サンドイッチ構造を止め床がグンと低くなったため、高い所で足を前に投げ出して座らされていたあの理不尽な姿勢から解放されたのは朗報。
7日間、合計422km、『プリウスPHV』とともに過ごした。
シトロエン『DS3 Shic』に設定された「Ultra Prestige」。個性派DSラインの末っ子にして、実に活きのいい走りが魅力のモデルだ。
時代考証の視点から、1955年当時のDSは相当に未来的だったろう。が、DS5のシュールさもたいしたもの。とくに運転席まわりは航空機を元ネタに頭上にもトグルスイッチを配置している。
試乗したのはクッキリと鮮やかなサテンブルーマイカメタリックの1.8S。このグレードの新しく大胆に起こされたマスクをもつ外観は、ありがちな“いかにも”な変更の域を越えている。