前後ランプとバンパーを従来型から一新。マイナーチェンジながら大規模な変更で社内的にも話題になったという。とくに“目ヂカラ”を重視したヘッドランプまわりは、アヴァンギャルドですらある印象。内装色もカーペットを濃色にしアイボリーのシートと組み合わせた、イタリア車風のコンビネーションが新しい。メカではPREMIUM系に大小入力を効果的に吸収する新構造のFADショックアブソーバーを新採用している。ほかにもスポット打点が増やされたり、制振/遮音材も適所に追加したという。その効果は、試乗時にもしっかりと実感できた。とくに走行中、ボディ側面、腰下から耳に届いていた車外音(走行音や風切り音)がかなり低く、停車時の静粛性の高さも、まるでアイドルストップ車のよう…だった。「エンジン音は車速で20km/h分下がった」とは関係者の弁。試乗した中ではV6の2.5リッター(203ps/24.8kg-m)を積む250G Sパッケージ(2WD)の、乗り味も身のこなしもしなやかにバランスした走りっぷりに好感がもてた。■5つ星評価パッケージング:★★★★★インテリア/居住性:★★★★★パワーソース:★★★★★フットワーク:★★★★★オススメ度:★★★★★島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年より『GOLD CARトップ・ニューカー速報』の取材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
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