【日産 リーフ 冬季1900km試乗】充電回数は14回、熱源がないBEVならではの問題をいかにクリアするか[後編] 37枚目の写真・画像

試乗記 国産車
道の駅を発見!!・・・しかし冬季休業中だった。日産 リーフ で冬季1900km試乗。
《写真撮影 井元康一郎》 道の駅を発見!!・・・しかし冬季休業中だった。日産 リーフ で冬季1900km試乗。
県境を越えて秋田に入り、横手手前の道の駅まめでらが~で小休止。コンビニ以外の店舗は営業終了している時間帯だったが、自販機でしょっつるの卵、横手焼きそばなどのお土産が売られているという面白さ。
《写真撮影 井元康一郎》 県境を越えて秋田に入り、横手手前の道の駅まめでらが~で小休止。コンビニ以外の店舗は営業終了している時間帯だったが、自販機でしょっつるの卵、横手焼きそばなどのお土産が売られているという面白さ。
秋田の道の駅十文字まめでらが~にて。夜になって気温が急激に下がり、クルマへの着氷が著しくなってきた。
《写真撮影 井元康一郎》 秋田の道の駅十文字まめでらが~にて。夜になって気温が急激に下がり、クルマへの着氷が著しくなってきた。
横手で旧式の107A充電器で30分充電。実測マイナス6度の低温環境で推定19kWh入ったのはBEV黎明期から隔世の感があるが、雪上だとせいぜい航続80kmぶんといったところ。
《写真撮影 井元康一郎》 横手で旧式の107A充電器で30分充電。実測マイナス6度の低温環境で推定19kWh入ったのはBEV黎明期から隔世の感があるが、雪上だとせいぜい航続80kmぶんといったところ。
秋田市で今回初めてCHAdeMO 2.0準拠の高速タイプ、新電元の200A機で充電。29.9kWh、航続120kmぶんが入る。冬季のことを考えると今後、東北では200A以上をデファクトにすべきと思った。
《写真撮影 井元康一郎》 秋田市で今回初めてCHAdeMO 2.0準拠の高速タイプ、新電元の200A機で充電。29.9kWh、航続120kmぶんが入る。冬季のことを考えると今後、東北では200A以上をデファクトにすべきと思った。
八郎潟から大館に向かう途中、の米内沢でコンビニに立ち寄り。過疎地だが物流トラックが夜間も通るため国道285号線沿線には数軒、24時間コンビニがある。
《写真撮影 井元康一郎》 八郎潟から大館に向かう途中、の米内沢でコンビニに立ち寄り。過疎地だが物流トラックが夜間も通るため国道285号線沿線には数軒、24時間コンビニがある。
パウダースノーがまるでエアロパーツのような形状に付着。コンビネーションランプの雪は定期的に払わないと危ない。ワイパーにスノーブレードを装備しなかったのは今ツーリング最大の失敗。
《写真撮影 井元康一郎》 パウダースノーがまるでエアロパーツのような形状に付着。コンビネーションランプの雪は定期的に払わないと危ない。ワイパーにスノーブレードを装備しなかったのは今ツーリング最大の失敗。
アンダーボディにも空気抵抗に影響が出るほど着氷する。こちらもエアロパーツ的な形状。
《写真撮影 井元康一郎》 アンダーボディにも空気抵抗に影響が出るほど着氷する。こちらもエアロパーツ的な形状。
リアフェンダー下の着氷。氷がクルマの構造体とがっちり噛み合い、シャベルでこじろうがゴムハンマーで叩こうが、低温下では取れるものではなかった。
《写真撮影 井元康一郎》 リアフェンダー下の着氷。氷がクルマの構造体とがっちり噛み合い、シャベルでこじろうがゴムハンマーで叩こうが、低温下では取れるものではなかった。
秋田~青森県境近くの大館の手前でオンボード気温計はマイナス11度に。実測マイナス12度。アメダスの記録はマイナス12.3度。
《写真撮影 井元康一郎》 秋田~青森県境近くの大館の手前でオンボード気温計はマイナス11度に。実測マイナス12度。アメダスの記録はマイナス12.3度。
大館でビバークを試した後、青森の豪雪温泉、酸ヶ湯へ向かう。昼間の幹線は融雪剤が効いているので、この機会に氷をできるだけ落としておく。
《写真撮影 井元康一郎》 大館でビバークを試した後、青森の豪雪温泉、酸ヶ湯へ向かう。昼間の幹線は融雪剤が効いているので、この機会に氷をできるだけ落としておく。
秋田~青森県境の矢立峠の道の駅で稲庭うどんを食した。北秋田の名物はきりたんぽだと注文後に聞いて切歯扼腕。
《写真撮影 井元康一郎》 秋田~青森県境の矢立峠の道の駅で稲庭うどんを食した。北秋田の名物はきりたんぽだと注文後に聞いて切歯扼腕。
きりたんぽにすべきだったかと後悔したものの、稲庭うどんもヴィヴィッドな食感でじつに美味だった。
《写真撮影 井元康一郎》 きりたんぽにすべきだったかと後悔したものの、稲庭うどんもヴィヴィッドな食感でじつに美味だった。
青森に入るとやおら津軽藩色が強まる。道の駅いかりがせきにて。
《写真撮影 井元康一郎》 青森に入るとやおら津軽藩色が強まる。道の駅いかりがせきにて。
静岡の道の駅に味は素晴らしいが市場性の低いみかんが激安で大量に売られているように、青森ではりんごが激安で大量に売られていた。最盛期の初冬に訪れたい。
《写真撮影 井元康一郎》 静岡の道の駅に味は素晴らしいが市場性の低いみかんが激安で大量に売られているように、青森ではりんごが激安で大量に売られていた。最盛期の初冬に訪れたい。
国道7号線から酸ヶ湯へのショートカットルート、国道454号線を行く。ふかふかの雪が路面を覆っていたが、雪が止んでいたため走りやすかった。
《写真撮影 井元康一郎》 国道7号線から酸ヶ湯へのショートカットルート、国道454号線を行く。ふかふかの雪が路面を覆っていたが、雪が止んでいたため走りやすかった。
酸ヶ湯へのファイナルアプローチは国道102号線。急勾配区間ではトラクションコントロールが働き、30km/hほどのスピードでじりじりと登る場面も。
《写真撮影 井元康一郎》 酸ヶ湯へのファイナルアプローチは国道102号線。急勾配区間ではトラクションコントロールが働き、30km/hほどのスピードでじりじりと登る場面も。
標高925mの酸ヶ湯に向けて標高が上がるにつれ、気温が低下。
《写真撮影 井元康一郎》 標高925mの酸ヶ湯に向けて標高が上がるにつれ、気温が低下。
標高925mの酸ヶ湯に向けて標高が上がるにつれ、気温が低下。
《写真撮影 井元康一郎》 標高925mの酸ヶ湯に向けて標高が上がるにつれ、気温が低下。
酸ヶ湯温泉手前で記念撮影。リーフe+はFWDながら雪国でもかなり頑張る。充電時に立ち寄った日産ディーラーの営業担当者もその点は好評と語っていた。
《写真撮影 井元康一郎》 酸ヶ湯温泉手前で記念撮影。リーフe+はFWDながら雪国でもかなり頑張る。充電時に立ち寄った日産ディーラーの営業担当者もその点は好評と語っていた。
酸ヶ湯温泉の建屋が見えた。筆者にとってはおよそ30年ぶり。
《写真撮影 井元康一郎》 酸ヶ湯温泉の建屋が見えた。筆者にとってはおよそ30年ぶり。
昔より格段に来客が増えているという印象で、駐車場にもクルマが多数。ぐるっと回ってみたが、FWDはリーフe+だけだった。
《写真撮影 井元康一郎》 昔より格段に来客が増えているという印象で、駐車場にもクルマが多数。ぐるっと回ってみたが、FWDはリーフe+だけだった。
碇ヶ関ではタイヤハウスの着氷はかなり解消されていたが、わずかな距離でこの有様。ただしこのくらいならまだ走行に支障は出ない。
《写真撮影 井元康一郎》 碇ヶ関ではタイヤハウスの着氷はかなり解消されていたが、わずかな距離でこの有様。ただしこのくらいならまだ走行に支障は出ない。
酸ヶ湯温泉。強酸性の湯が特徴で、とくに男女別浴の湯は入っているだけでビリビリ来る。まさに名は体を表すの類であろう。
《写真撮影 井元康一郎》 酸ヶ湯温泉。強酸性の湯が特徴で、とくに男女別浴の湯は入っているだけでビリビリ来る。まさに名は体を表すの類であろう。
酸ヶ湯から十和田に抜けたいところだったが、電力残が僅少となっていたため青森市へ。夕暮れには再び雪が降りだした。
《写真撮影 井元康一郎》 酸ヶ湯から十和田に抜けたいところだったが、電力残が僅少となっていたため青森市へ。夕暮れには再び雪が降りだした。
青森から国道4号線経由で三陸道に向かう途中、野辺地で闇にラーメン屋の看板が浮かび上がった。その民話的雰囲気に引き寄せられて入店。
《写真撮影 井元康一郎》 青森から国道4号線経由で三陸道に向かう途中、野辺地で闇にラーメン屋の看板が浮かび上がった。その民話的雰囲気に引き寄せられて入店。
中濱屋という名のラーメン屋だった。試しに浜ラーメンという塩ラーメンをオーダーしてみたところ、潮の香りが高いなかなかの逸品だった。野辺地産のミニ帆立貝のふっくらとした食感が印象的。
《写真撮影 井元康一郎》 中濱屋という名のラーメン屋だった。試しに浜ラーメンという塩ラーメンをオーダーしてみたところ、潮の香りが高いなかなかの逸品だった。野辺地産のミニ帆立貝のふっくらとした食感が印象的。
岩手の陸前高田で二度目のビバークテスト。外気導入と内気循環では消費電力に大差が出るようだった。建物は津波のモニュメントとして残されているもので、最上部に浸水ラインが描かれていた。
《写真撮影 井元康一郎》 岩手の陸前高田で二度目のビバークテスト。外気導入と内気循環では消費電力に大差が出るようだった。建物は津波のモニュメントとして残されているもので、最上部に浸水ラインが描かれていた。
2年前の秋に訪れた高田松原を再訪。
《写真撮影 井元康一郎》 2年前の秋に訪れた高田松原を再訪。
震災・津波伝承館のある道の駅高田松原に津波で倒伏しなかった通称“奇跡の一本松”の根が期間限定で展示されていた。
《写真撮影 井元康一郎》 震災・津波伝承館のある道の駅高田松原に津波で倒伏しなかった通称“奇跡の一本松”の根が期間限定で展示されていた。
高田松原に植えられた松の苗木。前回訪問時より少しだけ伸びていた。筆者が死ぬ頃には見事な松原に育っていることであろう。
《写真撮影 井元康一郎》 高田松原に植えられた松の苗木。前回訪問時より少しだけ伸びていた。筆者が死ぬ頃には見事な松原に育っていることであろう。
宮城・気仙沼市南部の大谷海岸にて記念撮影。
《写真撮影 井元康一郎》 宮城・気仙沼市南部の大谷海岸にて記念撮影。
茨城県日立市にある日立オリジンパークに寄り道。日立製作所の創業者、小平浪平翁と仲間たちの志あふれる足跡が紹介されている。
《写真撮影 井元康一郎》 茨城県日立市にある日立オリジンパークに寄り道。日立製作所の創業者、小平浪平翁と仲間たちの志あふれる足跡が紹介されている。
日立製作所が国産化に成功した水力発電用のフランシス水車とペルトン水車。
《写真撮影 井元康一郎》 日立製作所が国産化に成功した水力発電用のフランシス水車とペルトン水車。
1932年製電気冷蔵庫の模型。
《写真撮影 井元康一郎》 1932年製電気冷蔵庫の模型。
茨城の水戸で新電元製200A機で充電。途中で別のリーフと電力をシェアすることになった。
《写真撮影 井元康一郎》 茨城の水戸で新電元製200A機で充電。途中で別のリーフと電力をシェアすることになった。
他車との電力シェアのため途中からフルスピードでなくなったが、2台目が冬季に弱い時代のモデルだったため電流が極端に落ち込まずにすみ、充電電力量30.6kWhを確保できた。気温は6度。
《写真撮影 井元康一郎》 他車との電力シェアのため途中からフルスピードでなくなったが、2台目が冬季に弱い時代のモデルだったため電流が極端に落ち込まずにすみ、充電電力量30.6kWhを確保できた。気温は6度。
冬季東北紀行の総走行距離は1886.1km。途中充電は30分×14回。
《写真撮影 井元康一郎》 冬季東北紀行の総走行距離は1886.1km。途中充電は30分×14回。

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