スズキ、バーチャルマーケット2025 Winterに初出展…電動モビリティ2製品を体験型展示へ

バーチャルマーケット2025Winterにスズキが初出展
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HIKKYが12月6日(土)から21日(日)まで開催する世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2025 Winter」(通称:Vket)に、スズキが初めて出展する。

【画像】バーチャルマーケットにスズキが初出展

スズキは総合モビリティメーカーとして、高齢化や移動格差の社会問題解決に取り組んでおり、ジャパンモビリティショー2025で発表した最新の電動パーソナルモビリティ『スズライド2』と、発売40周年を迎えた電動車いす「セニアカー」の2つのブースを設ける。

スズキは若年層への認知向上を目的に、20~30代の主要ユーザーが集う本イベントを選んだ。スズライド2は電動キックボードと同カテゴリーの特定小型原付に分類され、免許不要で16歳以上が乗車可能。バーチャルマーケット内の「パラリアルシンガポール」会場のスズライドブースでは、3Dモデルのスズライド2の試乗体験や、自分のアバターを車体にデザインする体験ができる。交通ルールを学べるクイズゲームや来場者特典として3Dアクリルスタンドのプレゼントもある。

一方、「パラリアル新宿」会場のセニアカーブースでは、1985年発売の電動車いすセニアカーの3Dモデル展示と試乗が可能。歩き疲れたおばあさんにセニアカーを贈る体験型アクティビティも用意し、利用者の生活向上を考えるきっかけを提供する。来場者には40周年記念のオリジナル湯呑み3Dモデルをプレゼントし、巨大セニアカー湯呑みのフォトスポットも設置する。

今回の出展は、製品展示だけでなく、バーチャル体験を通じて若年層に交通ルールの理解促進や高齢者の移動手段への関心を高めてもらう狙いがある。スズキはメタバースを活用した新たなコミュニケーション手法の可能性を探る挑戦と位置付けている。

バーチャルマーケット2025 WinterはHIKKY主催の無料イベントで、VR機器やゲーミングPCからVRChat特設ワールドへ24時間いつでも参加可能。最新情報は公式SNSやDiscordで随時発信される。

《森脇稔》

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