アルパインが、BMW・MINI専用デジタルミラーを発表した。いずれも価格はオープンで、12月中旬より全国のアルパイン製品取扱店で販売を開始する。
新製品は「DMR-DM900-BMW-IC/OC」(BMW専用)と「DMR-DM900-MINI-IC/OC」(MINI専用)の2モデルを用意。BMW専用は1シリーズ(F40)、2シリーズ(F44/F45/F46)、3シリーズ(G20/G21)、4シリーズ(G22/G23)、X1(F48)、X2(F39)に対応する。MINI専用はF54、F55、F56、F60に対応している。


開発の背景には、BMW・MINIの純正ルームミラーにETCが内蔵されているため、従来のデジタルミラーではバンドで固定するカバータイプを選択せざるを得ず、ETCインジケーターが見にくくなる問題があった。
新製品では、純正ETCの液晶ディスプレイやインジケーターを隠すことなく、ETCカードの抜き差しも快適に行える新たなカバー構造を採用。まるで純正ミラーのようにスッキリと違和感のない取り付けを実現している。
BMW専用モデルは車内インテリアに調和するデザインを採用。MINI専用モデルにはユニオンジャックをモチーフとしたデザインを正面および背面にあしらい、愛車を所有するよろこびを高めている。

リアカメラには200万画素のSTARVISを搭載し、鮮やかかつ高精細に後方を映し出す。9型の高画質液晶モニターには5段階ズーム機能も搭載し、純正ミラーとの見え方の違いによる違和感を低減する。
専用オープニング動画として、BMWのキドニーグリルとMINIのユニオンジャックをモチーフにした動画に加え、アルパインロゴを含む計7種類を各モデルに格納。車種タイプや好みに合わせて選択できる。

リアカメラは車両形状に合わせて取り付け可能な車内タイプと車外タイプをラインアップ。また、日本語・英語・中国語・韓国語での文字表示にも対応している。
なお、フロントカメラおよびドライブレコーダー機能は付属していないため、純正製品をはじめとしたドライブレコーダーとの同時装着が可能となっている。