中国EV「リープモーター」、ブラジル市場に11月参入…電動SUVを2車種投入へ

中国EV「リープモーター」がブラジル市場に11月参入
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  • リープモーターC10
  • リープモーター『C10 REEV』
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ステランティスは、中国のEV「リープモーター」が11月にブラジル市場に参入すると発表した。

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リープモーター南米担当副社長のフェルナンド・バレラ氏は「ステランティスの豊富な地域経験を活かし、ブラジル市場への参入準備が整った。ウルトラハイブリッド技術など、ブラジルの消費者を魅力する技術を投入する」と述べた。

同ブランドは市場参入にあたり、電動SUV『C10』と『B10』の2車種を投入する。C10には純電動車(BEV)仕様に加え、REEV技術を採用した「ウルトラハイブリッド」仕様も設定される。

REEV技術は、内燃エンジンを発電専用として使用し、生成された電力でバッテリーを充電することで航続距離を大幅に延長する仕組み。これにより航続距離への不安を解消できるとしている。

また、ブラジル市場での事業展開に向け、ラーニング・ビレッジ、ズレクトリック、WEG、グリーンV、ボルトブラス、ザルピー、イトゥランの7社をパートナー企業として発表した。

リープモーターは2015年に中国で設立された電動車メーカー。2023年にステランティスが出資し、2024年5月には国際展開を目的とした合弁会社「リープモーター・インターナショナルBV」を設立している。

《森脇稔》

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