ヒョンデモーターアメリカは、EV『アイオニック5』の2026年モデルを発表した。
米国で最大7500ドルのEV税額控除が終了したのを受けて、全ラインナップで大幅な価格引き下げを実施した。
今回の価格改定では、モデルによって7600ドル~9800ドル(約150万円)の値下げを実施し、全モデル平均で9155ドルの価格削減となる。これにより、装備が充実した2026年型アイオニック5のSEグレードの価格は3万5000ドルからとなる。
ヒョンデは、急速に変化するEV市場において、電気自動車をより身近で競争力のあるものにするという同社のコミットメントを強化する、としている。この価格戦略は、現在の市場動向により適合し、米国での生産量増加を支援することを目的としている。
2026年モデルでは、全モデルにデュアル電流レベル1/レベル2コンビネーション充電器が標準装備される。また、新色のセージシルバーマットが追加され、ヴァイブラントアルティメットレッドとコズミックブルーパールが全モデルで選択可能となる。
ヒョンデモーターノースアメリカのランディ・パーカー社長兼CEOは「ヒョンデは、アイオニック5がEVバイヤーにとって最良の選択肢であり続けるよう大胆な措置を講じている。この価格調整は、妥協することなく優れた技術と革新を提供するというコミットメントを反映している」と述べた。