タイ・ホンダは4月3日、二輪車のホンダ『CB250R』と『CB125R』の灯火装置(前照灯)ついて、不灯のおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2017年12月13日~2024年9月2日に製造された、CB250RとCB125Rの合計2万0404台。加えて、交換修理用部品として出荷されて、組付けられた車両が特定できないものが151個ある。出荷期間は2018年6月7日~2025年1月27日。
前照灯において、回路基板間を接続する配線の配索が不適切なため、当該配線が周辺部品と干渉しているものがある。そのため、走行中の振動により基板へ接続している芯線が断線し、前照灯がちらつき、最悪の場合、前照灯が不灯となるおそれがある。
全車両、前照灯を対策品と交換する。部品の準備に時間を要することから、不具合内容を周知し、準備でき次第、改めて連絡するという。
不具合の発生は2件、不具合に起因する事故は起きていない。