マツダ、「オートモビルカウンシル2025」に歴代コンセプトカー5台を出展へ

マツダ『先駆』
  • マツダ『先駆』
  • マツダ『魁 CONCEPT』
  • マツダ『VISION COUPE』
  • ユーノス『500』

マツダは4月11日から13日にかけて幕張メッセで開催される「オートモビルカウンシル2025」に出展すると発表した。今回で9回目となる同社の出展テーマは「MAZDA DESIGN STORY "心を揺さぶる、モノづくりへの追求"」だ。

日本の自動車文化の創生を目的としたオートモビルカウンシルは、今年で10回目を迎える。マツダは「日本に自動車文化を育みたい」という想いに共感し、継続的に参加している。

今回の展示では、マツダデザインの歴史を象徴する5台のモデルが紹介される。1962年にイタリアのベルトーネ社へデザイン監修を委託し、若きジョルジョット・ジウジアーロ氏が手がけた初代『ルーチェ』のプロトタイプ「S8P」を筆頭に、1990年代のデザインテーマ「ひびきのデザイン」を体現したユーノス『500』、2005年の東京モーターショーで発表されたマツダ『先駆』、そして現在の魂動デザインを象徴するマツダ『VISION COUPE』と『魁 CONCEPT』が展示される。

マツダ『魁 CONCEPT』マツダ『魁 CONCEPT』

これらの展示車両を通じて、マツダは1960年代から現在に至るデザインの進化を紹介する。初期のエレガントなデザインから、「Nagare(ながれ)」をテーマとした流麗なスタイル、そして現代の魂動デザインに至るまでの変遷を一望できる。

なお、「マツダ先駆」は、フランスのMost Beautiful Concept Car of the Year賞を受賞した。これは、マツダのデザイン力が国際的にも高く評価されていることを示している。オートモビルカウンシル 2025は、自動車愛好家だけでなく、デザインや工学に興味を持つ幅広い層にとって魅力的なイベントとなりそうだ。

《森脇稔》

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