大分空港で訓練飛行中の『ホンダジェット』滑走路から逸脱[新聞ウォッチ]

新聞ウォッチ(イメージ)
  • 新聞ウォッチ(イメージ)

空港の滑走路上でのアクシデントというニュースが流れると、年明け早々に羽田空港で発生した日本航空(JAL)機と海上保安庁の航空機(海保機)の衝突炎上という悲惨な事故が、どうしても脳裏をかすめる。

大分空港では、1月28日午後2時10分ごろ、本田航空(埼玉県川島町)が所有する小型のビジネスジェット機、『ホンダジェット』(ホンダ・エアクラフト式HA-420型)が着陸した際、滑走路から逸脱し、脇の草地で停止したという。

きょうの毎日などが社会面に「大分空港で訓練中の小型機、滑走路から逸脱」などと、現場の写真とともに取り上げている。それによると、着陸時に滑走路を逸脱した小型ジェット機は、本田航空の大分事業所に所属する教官や訓練生らが乗り、訓練飛行のため、60代の訓練生が操縦し、午後0時20分ごろに大分空港を離陸。約2時間の飛行で予定通りの時刻に着陸したが、滑走路の左側の草地にオーバーランして止まったそうだ。

国土交通省大分空港事務所によると、乗員男性3人にけがはなく、火災も発生しないで大事故にはならなかったのは不幸中の幸いだったが、滑走路は約1時間閉鎖され、日本航空や全日本空輸の計4便が欠航するなど、ダイヤが大きく乱れたという。

ただ、国交省は事故につながりかねない重大インシデントに認定。運輸安全委員会は航空事故調査官2人を指名したとも伝えている。

2024年1月29日付

●携帯各社停電対策強化へ、基地局にEVで充電、能登地震で被害(読売・4面)

●社説、損保ジャパン 地に足ついた出直しを(朝日・6面)

●訓練中の小型機滑走路から逸脱、大分空港けが人なし(毎日・20面)

●大阪国際女子マラソン、松田(ダイハツ)パリ届かず、得意の大阪涙の3位(産経・14面)

●内閣支持横ばい27%,安倍派幹部「処分を」7割、本社世論調査(日経・1面)

●ドローン5G利用解禁、高精度な映像、災害時活用、24年度(日経・1面)

●ニュース一言、アルプスアルパイン泉社長(日経・7面)

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集