スポーツカーのロータス、軽量カーボン製の電動アシスト自転車を発表 2024年春発売

ロータス・タイプ 136
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ロータス(Lotusは2024年春、スポーツカーに着想を得た高性能な電動アシスト自転車、『タイプ136』を欧州市場で発売する。

タイプ136は、30年以上にわたるロード&トラック・サイクリングでの成功から得たデザインとエンジニアリングを生かしながら、最新のテクノロジーを取り入れて開発された。その空力デザインは、1992年のバルセロナ大会での「タイプ108」をはじめ、2020年の東京大会に至るまで、世界中のオリンピックで金メダルを獲得したロータスサイクルの成功にインスパイアされている。

イタリアでハンドメイドされた軽量カーボンファイバー製フレームと最新のコンポーネントにより、タイプ136の重量は9.8kgに抑えられた。V字型ハンドルバー、ウイング型フォーク、アーチ型チェーンステーが特長で、空力性能が追求されている。

水筒のような形をしたバッテリーは、ボタンを押すだけでフレームから取り外すことができる。HPS製の電動アシスト自転車向けモーターシステムは、軽量設計で総重量は1.2kg。モーター単体の重量は300gだ。コンパクトなボトムブラケットシェルは、自転車のフレームと一体デザインとした。

タイプ136のモデル名は、ロータスの伝統のニューモデルのタイプナンバーに敬意を表したものだ。発売記念モデルの「ファーストエディション」は、136台の限定生産となる。シリアルナンバーが入り、スポーティなカラーリングが施される。なお、ファーストエディションの英国本国でのベース価格は、2万ポンド(約370万円)と発表されている。

《森脇稔》

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