リゾート地向け超小型モビリティ「AIM EV MICRO 01」初公開へ…ジャパンモビリティショー2023

AIM EV MICRO 01
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  • エイム ブースイメージ
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エイムは、10月26日から(一般公開は28日から)11月5日まで、東京ビッグサイトを中心に開催される「ジャパンモビリティショー2023(JMS 2023)」にて、2025年発売予定の超小型モビリティ『AIM EV MICRO 01』を初公開する。

エイムは名古屋に本拠を置く自動車開発のエンジニアリング会社。2005年より自社オリジナルエンジン「YS-01」を開発。2008年から参戦したルマン24時間耐久レースでは3年連続完走、2010年にはガソリンエンジン車最上位となる総合4位を獲得した。さらに英国のEquipmake社との技術協力のもと、EV駆動用高性能モーターの開発も進めている。

今回披露するAIM EV MICRO 01は、「今、地域に本当に必要なEV」として沖縄県の島嶼部、リゾート地域の意見を反映して開発。全長2.5m×全幅1.3mの小さなサイズに大人2名がゆったり座れ、一充電あたり120kmの航続距離と軽快な走行性能を有している。

デザインは中村史郎氏(元日産自動車専務執行役員CCO、現SN DESIGN PLATFORM代表)が担当。沖縄の風景に似合うワクワクするデザインに加え、ユーザーが用途に合わせて選べるようにクローズとオープンの2種類のボディタイプを用意している。日常の手軽な交通手段としてだけではなく、観光産業におけるレンタカーやシェアカーなどへの活用も期待されている。また、固定バッテリー式と交換バッテリー式を計画しており、車両本体(バッテリーを除く)は100万円以下を予定。2025年より沖縄県での製造を計画しており、地域経済の発展にも寄与する。

このほか、英国「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で注目を集めた『AIM EV SPORT 01』も展示する。同じく中村史郎氏がデザインを手掛けた小型軽量のEVスポーツカー。1960年代のデザインをオマージュした、エッジが少なく面による構成、ロングノーズ&ショートデッキの美しいクーペスタイルを持ち、0-100km/h加速は3.1秒、最高速度は300km/hに達する。

《纐纈敏也@DAYS》

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