ルマン24時間優勝を果たしたワークス・フェラーリを振り返る

スクーデリア No.141
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『スクーデリア No.141』
発行:ネコ・パブリッシング
定価:3280円
ISBN978-4-7770-2702-6

日本唯一のフェラーリ専門誌『SCUDERIA(スクーデリア)』の最新号のNo.141では、100周年を迎えたルマン24時間耐久レースに、50年ぶりにワークス参戦し、見事総合優勝を飾ったその快挙をレポート。同時に50年前まで活躍したワークス活動で挙げた、全9勝も振り返っている。

今号は100周年のルマンにフィーチャー。フェラーリとして50年ぶりのワークス復帰ということなので、スクーデリアとしても「迷うことなく特集が組まれた」とは担当編集長の弁。さらに、「まさか初年度から優勝するとは思っておらず、嬉しい悲鳴だ。表紙に入れたタイトルに「『50年ぶりのワークス復帰でル・マン総合優勝!』と“!”を入れたのは10年以上担当して初めて」とのこと。「表紙のピットロードでの益田和久カメラマンによる奇跡のカットで、見た瞬間にこれだと思い“!”とともに採用した」と、かなりの熱量がこもった表紙に仕上がっている。

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そのほかにも、スクーデリアならではの記事として注目すべきは、“ル・マンのフェラーリ、10勝に至る道”だろう。フェラーリのレース活動において、ル・マンがどういう位置付けだったのか、そして、それぞれ優勝したクルマの特徴や開発の背景、レースの様子までが細かく記されており、フェラーリファンならずとも読み応え十分だ。

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さらに、コンクール・デレガンスの最高峰、ヴィラデステに出品されたフェラーリも全体の雰囲気とともにレポートされているのも興味深い。

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《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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