ヤマハのネオレトロバイク『XSR900』のカスタムが熱い。「東京モーターサイクルショー2023」のヤマハブースでは、ヤマハ製品のアクセサリーを開発・販売するワイズギアがXSR900の様々なカタチを提案するカスタムマシンを並べた。
ステージに置かれたのは『XSR900 Knight of the “9”』と名付けられたマットブラック&ゴールドのカスタム。見るからに只者ではない感が醸し出されているが、その説明もかなりエモーショナルで、開発者の熱い想いが伝わってくるようだ。

「喧騒が去る夜9時を待ち、華やかな街灯に誘われCP3にひを入れる。己のヘッドライトだけが頼りの、一体感極まる静寂浮遊空間移動。ときおり喉を潤す小休止の一瞬にも、目を惹く機会ディティール。Color,Material,Finish,and graphic. ヤマハが目指すデザイン完成度。彷彿される、あのミッドナイトスペシャル。あなたの孤高さを体現するカスタムの、無限の可能性を誘う黒いXSR」
カラーリングやコーティングが中心のカスタムだが、大きくその印象を変えているのが面白い。

このほかにも、往年のゴロワーズカラーやレーシングカラーを再現したモデルから、お手軽なライトカスタムまで、ワイズギア製品をふんだんに盛り込んだ車両が展示された。XSRオーナーだけでなくネオレトロ好きにとっても大いに参考になるのでは?