10月29~30日に開催された「お台場キャンピングカーフェア2022」。会場には、コンパクトな軽キャン「給電くん」をベースとし、ペットを飼っているユーザーの声に応えて開発された「愛犬くん」が展示されていた。
◆軽キャンパー「愛犬くん」
ペットと一緒にアウトドアを楽しむために作られたモデルのため、専用の足洗い場を搭載。また、温度センサーつきのベンチレーターで車内の温度を上がりにくくしている。リアウィンドウは半ロックにすることが可能で、ワンちゃんも酔いにくく快適に過ごすことができる。
インテリアには、レトロな雰囲気のヨット用超軽量木材を使用。大人2人でゆったり就寝できる広さだ。収納はオーバーヘッドキャビネットや床下に。ケージを置くためのスペースも完備しており、ポータブル冷蔵庫を置く場所としても使用可能となっている。大きめのケージは、助手席を倒した場所に積載できる。
さらに、ペットの抜け毛や思いがけない汚れに対応できるよう、掃除しやすいレザーマットを採用している。ペットと暮らすキャンパーに寄り添って開発されたことがわかるような、細部まで配慮が施された1台だった。


◆会場で出会ったワンちゃんたち
3歳のボーダーコリーと会場を訪れていたアクティブな飼い主さんは、愛犬を家族に迎え入れたことをきっかけに『ハイエース』を購入し、車中泊も始めたそう。フェリーを使って本州から北海道までハイエースで旅行したり、朝早くからSUPを楽しんだりと、休日のアウトドアを家族みんなで満喫していた。

8か月のミニチュアダックスフント、クーちゃん。最初は車移動に驚いていたが、今では家族とのお出かけを楽しんでいるという。飼い主さんも大型キャンピングカーを所有する旅好き。

14歳のポメラニアンと一緒に軽キャンライフを楽しんでいる男性とも出会った。キャンプ場や道の駅であれば、ペットと一緒に旅行を楽しむことができるため、軽トラベースのキャンピングカーを気に入っているそうだ。隣の車のワンちゃんとも仲良くなったりと、キャンプがペットにとっても嬉しいレジャーであることが感じられた。
