ランドローバーは2021年末、デザイン、プラットフォーム、テクノロジーを刷新した新型『レンジローバー』を発表したが、続いて登場する新モデルはレンジローバー『ヴェラール』の改良新型となることがわかった。スクープサイト「Spyder7」がプロトタイプを激写した。
現行型となる初代ヴェラールは2017年に発売、『レンジローバー・スポーツ』と『イヴォーク』の間を埋めるべく導入されたスタイリッシュSUVだ。近年、メジャーブランドの改良のライフサイクルが3年前後と短くなっている中、およそ6年振りとなる初の大幅改良だ。

南ヨーロッパで捉えたプロトタイプは、フロントとリアをカモフラージュ。しかし、グリルやバンパーは変わっていないように見える。ヘッドライト内部のLEDデイタイムランニングライトは新設計されているようだ。今後エアインテークを含む前後バンパーやテールライトの改良が着手されるだろう。
キャビン内では、現在の10インチ・インフォテイメントシステムが12インチ以上に拡大され、最新のテクノロジーにアップデートされる可能性がありそうだ。

パワートレインは、最高出力250psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン、最高出力340psと400psを発揮する3.0リットル直列6気筒マイルドハイブリッド、そしてプラグインハイブリッドがキャリーオーバーされる見込みだ。
ヴェラール改良新型のデビューは、早くとも2023年後半以降と予想される。