BMW 2シリーズ・アクティブツアラー にPHV、EVモードは93km…今夏欧州発売

「230e xDrive」はPHVシステム全体で326hp

欧州の電動車専用乗り入れゾーンを自動識別

コンパクトカー向けの新世代「BMW iDrive」搭載

BMW 2シリーズ・アクティブツアラー 新型のPHV
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BMWは5月18日、新型『2シリーズ・アクティブツアラー』(BMW 2 Series Active Tourer)のプラグインハイブリッド車(PHV)を今夏、欧州市場で発売すると発表した。

◆「230e xDrive」はPHVシステム全体で326hp

PHVグレードとして「230e xDrive」と「225e xDrive」の2種類が用意される。電気モーターは、パワーエレクトロニクスやトランスミッションと一体設計された。最新のバッテリーセルと充電技術も導入する。高電圧バッテリーは、フラットなデザインで、車両の床下の低い位置にレイアウトした。これにより、重心が低くなり、敏捷性にプラスの効果をもたらすという。

どちらのモデルも、リアアクスルに電気モーターを搭載し、モーターは後輪を駆動する。フロントには、最新の「BMWツインパワー」テクノロジーを採用した直列3気筒ガソリンエンジンを搭載し、エンジンのパワーが前輪を駆動する。

230e xDriveは、最大出力150hpのエンジンに、最大出力177hpの電気モーターを組み合わせて、PHVシステム全体で326hpのパワーを引き出す。動力性能は、0~100km/h加速が5.5秒だ。225e xDriveの場合、最大出力136hpのエンジンに、最大出力109hpの電気モーターを組み合わせて、PHVシステム全体で245hpのパワーを獲得する。動力性能は、0~100km/h加速が6.7秒とした。

高電圧バッテリーの蓄電容量は、16.3kWhに大容量化した。この効果で、EVモードは最大で93km(WLTPサイクル)に拡大する。充電出力も、従来型の3.7kWから7.4kWに増やした。これにより、フル充電にかかる時間を約2時間30分とした。また、家庭用コンセントでは、充電は約8時間で完了する。

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◆欧州の電動車専用乗り入れゾーンを自動識別

新型2シリーズ・アクティブツアラーのPHVをはじめ、欧州で販売するPHVに、「BMW eDriveゾーン」機能を採用する。PHVが都市部において、エミッション・フリー・モビリティの達成に果たす効果的な役割を実証する。エミッションフリー走行専用のグリーンゾーンを設けている都市では、ジオフェンシングテクノロジーによって、このゾーンを自動的に認識することができる。車がこれらのゾーンに入ると、自動的にEVモードに切り替わる。このようにしてBMWは、このエリアではPHVを電気駆動のみで走らせて、ピュアEVと同様にグリーンゾーンにアクセスする。

このシステムは、PHVによるCO2排出量削減の可能性を大幅に高めるという。電気駆動システムの利用を増やすと、効率が最適化されるだけでなく、とくに都市交通における顧客の運転コストの削減にも役立つ。

BMW eDriveゾーンは『3シリーズ』、『5シリーズ』、『7シリーズ』、『X5』などのPHVに標準装備した。このデジタルサービスは、GPSによるジオフェンシングテクノロジーを使用して、指定エリアを識別する。eDriveゾーンに近づくと、ナビゲーションマップにeDriveゾーンが強調して表示される。eDriveゾーンに入るとすぐに、車両が自動的にEVモードに切り替わることをドライバーに通知する。

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◆コンパクトカー向けの新世代「BMW iDrive」搭載

プレミアムコンパクトセグメント向けの新世代「BMW iDrive」が初めて搭載される。BMWのコンパクトセグメントモデルに初めて搭載された新世代のBMW iDriveは、「BMWオペレーティングシステム8」をベースにしている。

新世代のBMW iDriveは、「BMW カーブドディスプレイ」と標準でリンクしている。最新のグラフィックスとメニュー構造、幅広い能力を備えた「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」も採用する。 BMWカーブドディスプレイのフルデジタルディスプレイは、10.25インチのインフォメーションディスプレイと10.7インチのコントロールディスプレイで構成されている。新しいBMW iDriveは直感的に操作できるという。

オプションのクラウドベースのナビゲーションシステム「BMWマップ」は、コントロールディスプレイの拡張ビュー機能が利用できる。車載カメラを使用すると、乗員は移動中に撮った写真を、スマートフォンに送信できる。新しい5Gモバイルテクノロジーで作動する「パーソナルeSIM」、スマートフォンとApple「CarPlay」やグーグル「Android Auto」との連携をさらに効率化する「BMW ID」を利用することも可能、としている。


《森脇稔》

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