伊モーターサイクルメーカーのドゥカティは1月27日、新たなカスタマイズプログラムの「ドゥカティ・ウニカ」(Ducati Unica)を欧州で発表した。
この新プログラムを利用すると、顧客はドゥカティのイタリア本社のデザイン部門の「ドゥカティ・チェントロ・スティーレ」のアトリエを訪れ、デザイナーに直接要望を伝えることができる。その後、定期的にアトリエを訪問し、カスタマイズの進捗状況を確認することができる。
ドゥカティ・ウニカでは、専門スタッフの支援を受けながら、カスタマイズの素材、専用の仕上げ、特別なカラーリング、「ドゥカティ・パフォーマンス・アクセサリー」の内容などを決めていく。
バイクのカスタマイズのそれぞれの段階が文書化され、最初のスケッチから納車式まで、ユーザーがプロジェクトに参画できる。完成したバイクには、その独創性やオリジナル性を証明する書類が添えられ、顧客に引き渡される予定だ。
ドゥカティ・ウニカでは、1年あたりの利用者数を少数に限定する。これは、ブランドの価値に沿っていると認定されたカスタマイズだけを受け入れることを意味する、としている。