レクサス NX 新型、西欧は電動車のみに…ブランド初のPHVも設定

PHVはクラストップのEVモード航続を可能に

「手綱」に着想を得て操作性を追求したインテリア

新たな操作方法「タッチトレーサーオペレーション」

レクサス NX 新型(欧州仕様)
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レクサスの欧州部門は12月10日、新型『NX』(Lexus NX)を欧州市場で発売した、と発表した。レクサスの欧州電動化戦略に沿って、西欧市場では電動パワートレイン車のみのラインナップとなる。日本仕様に用意されるガソリン車は設定されない。

◆PHVはクラストップのEVモード航続を可能に

新型NXのパワートレインは、プラグインハイブリッド車(PHV)向けの2.5リットル直列4気筒ガソリン、ハイブリッド車向けの2.5リットル直列4気筒ガソリン、2.4リットル直列4気筒ガソリンターボ、2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気の4種類を、市場に応じて設定する。

このうち、西欧市場向けのパワートレインは、PHV向けの2.5リットル直列4気筒ガソリン、ハイブリッド車向けの2.5リットル直列4気筒ガソリン電動の2種類のみとなる。

レクサス初のPHVシステムは、高効率の2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン、大容量かつ高出力のリチウムイオンバッテリー、前後モーターで構成される。リチウムイオンバッテリーは蓄電容量が18.1kWhで、クラストップレベルのEVモード航続を可能にする、と自負する。AWDの「E-Four」を採用しており、前後駆動力を100対0から20対80の間で可変することができる。

走行モードは、スイッチ操作で4種類のモード(EV、AUTO EV・HV、HV、セルフチャージ)が選択できる。AUTO EV・HVモード選択時には、ナビシステムの目的地を設定することで、レクサス初の先読みEV/HVモード切り替え制御が作動。バッテリーの残量やルート、交通情報などのデータをもとに、高速道路などでは自動的にHVモードに切り替える。

レクサス NX 新型(欧州仕様)レクサス NX 新型(欧州仕様)

◆「手綱」に着想を得て操作性を追求したインテリア

インテリアは、新たなコックピットデザインの考え方「Tazuna Concept」に基づき、コックピットを設計した。人が馬を操る際に使う「手綱」に着想を得て、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを連携させ、視線移動や煩雑なスイッチ操作をすることなく、運転に集中しながらナビゲーションやオーディオ、ドライブモードセレクトなど、各種機能を制御できるようにしたという。

新開発のステアリングホイールを採用した。ホーンパッドの小型化やスポークデザインの変更により、スポーティさを強化した。シフトレバーには、シフトバイワイヤ機能用を新開発し、しっとりとした触り心地や、握りやすく操作しやすい形状を追求している。

新型では、ドライバー、パッセンジャーの間取りの比率を工夫することで、それぞれに最適な空間を演出した。メーターやセンターディスプレイエリアは、ドライバーのワイドな視野を確保し、ドライバーのニースペースは適度にタイトにした。コンソール上面を含むワイドなパッセンジャーエリアは、同乗者にゆとりのある空間を提供する、と自負する。

レクサス NX 新型(欧州仕様)レクサス NX 新型(欧州仕様)

◆新たな操作方法「タッチトレーサーオペレーション」

ヘッドアップディスプレイからメーターへと前後方向につながる情報表示系の配置と、ヘッドアップディスプレイからセンターディスプレイへつながる操作系の構成により、運転中のスムーズな視線移動を可能にした。スタートスイッチ、シフトレバー、ドライブモードセレクトスイッチなどをステアリングホイール周辺の自然と手が届く場所に配置することで、姿勢を崩さずスムーズに操作が行えるようにした。

新型では、ヘッドアップディスプレイとステアリングのタッチセンサースイッチを組み合わせた新たな操作方法「タッチトレーサーオペレーション」を採用した。ステアリングのタッチセンサースイッチに触れると、操作ガイドがヘッドアップディスプレイ(ヘッドアップディスプレイのオフ時はメーター)に表示され、手元を見ることなく、視線を前方に置いたまま、直感的に操作することができるという。

また、ヘッドアップディスプレイは、周辺の道路状況を確認できる視界を保った上で、運転を楽しめるように、表示する情報とレイアウトが異なる3つのモードを用意した。運転シーンに合わせて、ドライバーがモードを切り替えることができる。ヘッドアップディスプレイに組み合わせられるメーターは、運転中に必要な情報をドライバーへ確実に伝えるように、表示情報の配置やグラフィックを刷新した。

さらに、大型のタッチディスプレイを採用したことで、多くの機能をディスプレイ内のソフトスイッチに集約した。スイッチのサイズや形、レイアウト、表示情報など、直感的に操作できる最適な配置と形状を追求した、としている。

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《森脇稔》

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