加えて437馬力ハイブリッドを誇る『タンドラ』のカスタマイズ仕様や、トヨタ『GRスープラ』(ヘリテージエディション)が登場。北米のTRDが手掛けた、トヨタブースの注目カスタム車両を振り返る。
◆1970~80年代に販売されていたキャンピングカー『シヌック』の再来



◆砂漠レースのサポートカーもつとめる新型タンドラ、437馬力ハイブリッド仕様に

そもそもオフロードレースの世界ではサーキットレースの用に専用のパドックなどの設備がないため、レース車両の修理をサポートするには追跡車両が必要となる。そのような状況からもわかるように、サポート車両においてのプライオリティはオフローダーとしての性能だ。


従来型の「i-FORCE」後継のとなる「i-FORCE MAX」パワートレインは、従来型の5.7リットルから、エンジン排気量を約2.2リットル縮小した3445ccのV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。最大出力437hp/5200rpm、最大トルク80.6kgm/2400rpmを発生する。大幅にダウンサイズされたものの、ツインターボとモーターアシストによって大幅に出力を向上、パワーは56hp、トルクは25.1kgm引き上げられた。

i-FORCE MAXパワートレインは、あらゆる状況で最大のパフォーマンスと最大の効率を提供するように設計。さらにキャンピングカーなどの牽引時には、ハイブリッドシステムによってエクストラパワーが追加される。市街地ではEVモードで静粛性と低燃費を両立、高速道路ではレスポンスの高いリニアな加速を実現する。そして2,400rpmから発生する80.6kgmの最大トルクが、オフロード走行をサポートする。