ランドローバーは10月26日、最高級クロスオーバーSUV市場を牽引する『レンジローバー』新型を発表したばかりだが、早くもラインアップに加わるプラグインハイブリッド開発車両がニュルに出現した。
電動化されたハイブリッドランドローバーは、2013年に初めて登場。今後も電動化が強化されていく方向だ。
ニュルで捉えたプロトタイプは偽装されているが、ワールドプレミアされた新型モデルとほぼ同じエクステリアが予想される。違いはリヤフェンダー上部に充電ポートが設置されている点だろう。
新型レンジローバーは、同社のラインアップの多くに用いられる「MLA」プラットフォームを採用。プラグインハイブリッドモデルは現行P400eモデルのガス・エレクトリックセットアップの進化版となる。
これは「インジニウム」2.0リットルターボエンジンと最高出力143psを発揮する電気モーター、及び17.1kWhのバッテリーを組み合わせたもので、EV走行は50kmの動力性能を持つ。またデュアルモーターを備えた、より強力なPHEVオプションがあると噂され、ローエンドトルクのブーストにより、オフロード性能が大幅に向上する。
キャビン内も新型レンジローバー同様に、使い勝手が向上したスポーティなステアリングホイール、大型のデジタルインストルメントクラスターとシンプルで大型のインフォテインメントディスプレイを搭載、ミニマリストなコックピットとなる。
レンジローバーPHEVは、2022年内にもデビューするだろう。