メルセデスベンツの新型EVサルーン、『EQS』の最新プロトタイプをカメラが捉えた。 ライバルとなるテスラ『モデルS』、『モデル3』、さらに弟分『EQE』開発車両を従え出現したプロトタイプは、まだカモフラージュが多く残るものの、フードのプラスチック・クラッディングはトリミングされ、上部、及び下部グリルを覆うステッカーはカット、市販型デザインのヒントが見えてきた。 さらに、ヘッドライトにLEDデイタイムランニングライトが組み込まれているほか、市販型ユニットと思われるポップアップドアハンドルも装備している。 リアエンドでは、テールライトのグラフィックの一部、リフトバックテール、トランクリッドスポイラーなど最終パーツを確認できる。さらにこれまであったフェイクのエキゾーストパイプが排除され、バンパーが市販型に近づいていることもわかる。またボディ周辺の黒いセンサーは、このプロトタイプが洗練された運転支援技術を搭載していることを示している。 EVユニットは、各車軸に1基ずつ、2つのモーターを装備し、最高出力は450ps以上を発揮。0-100km/h加速4.5秒、最高速200km/hのパフォーマンスを実現する。駆動方式は、電気式全輪駆動が標準となるだろう。 ダイムラーCEOのオラ・ケレニウス氏は、1回の充電における航続距離が、WLTPサイクルで700km(435マイル)以上になると発表しており、テスラ「モデルS」の644kmを大幅に凌駕することが確実となっている。 『Sクラス』新型のデビューは9月に決定しているが、EQSの発表時期は不明で、最速で2020年内、遅くとも2021年前半にはワールドプレミアすると予想される。 新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!
「EVのゲームチェンジャーかも」メルセデスベンツ、全固体電池EVで1205km走破に驚き、「さぁトヨタは!?」期待の声も 2025年9月14日 メルセデスベンツは9月9日、全固体電池を搭載した『EQS』のテス…