アウディQ5 改良新型、マイルドハイブリッド搭載…欧州仕様

欧州複合モード燃費は18.8km/リットル

最新のクリーンディーゼルエンジン

アウディダイナミックステアリング

予測的な運転スタイルを支援して燃費を削減

アウディQ5 改良新型
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アウディは6月29日、改良新型『Q5』(Audi Q5)の欧州仕様車に、マイルドハイブリッドを搭載すると発表した。

欧州複合モード燃費は18.8km/リットル

改良新型はまず、欧州で「40 TDI」グレードを導入する。2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」エンジンは、最大出力204ps、最大トルク40.8kgmを発生する。0~100km/h加速は7.6秒で、最高速は222km/hの性能を備える。アルミ製クランクケースの重さは約20kgで、従来のエンジンよりも約2.5kg軽量化されている。

マイルドハイブリッドシステム(MHEV)は、燃料消費量の削減に貢献する。ベルト駆動式スタータージェネレーター(「BSG」)は、コンパクトなリチウムイオンバッテリーが組み込まれた12Vの車載電源システムに電力を供給する。BSGはブレーキエネルギーを回生し、バッテリーを充電する。

MHEVシステムにより、改良新型はエンジンを停止した状態でコースティング(惰性走行)することができる。22km/h未満の速度で、アイドリングストップ機能が作動する。これにより、100km走行あたり約0.3リットルの燃料消費が削減される。欧州複合モード燃費は18.8km/リットル、CO2排出量は139g/kmとした。アウディQ5 改良新型

最新のクリーンディーゼルエンジン

このディーゼルエンジンは、効率的であるだけでなく、クリーンなエンジンでもある。このユニットは、最新の「Euro 6d-ISC-FCM」排出基準と「EU 6 AP」の要件を満たしている。デュアル「AdBlue」インジェクションを備えた新しい2段階SCRシステムにより、窒素酸化物の排出量が大幅に削減されているという。AdBlue(尿素水)は、直列に配置された2つのSCR触媒コンバーターの上流に噴霧される。

改良新型には今後、さらに多くのエンジンがラインナップされる予定だ。追加されるエンジンは、2種類の直列4気筒TDI、V型6気筒 TDI、ガソリンの2.0リットル直列4気筒「TFSI」だ。

40 TDIには7速「Sトロニック」が組み合わされ、エンジンパワーを、高い効率を持つウルトラテクノロジー付き「クワトロ」フルタイム4WDシステムに伝達する。このシステムは、通常の走行条件では、すべての駆動力を前輪に送る。滑りやすい路面やスポーティな走行中、4輪駆動が必要になった場合、2つのクラッチが駆動力を瞬時に後輪に配分する。多くの場合、これは予測的に行われる。これにより、高いレベルのトラクションとパフォーマンスを実現しているという。

フロントとリアには、マルチリンクサスペンションを採用した。軽量設計として、ハンドリングだけでなく効率も引き上げている。速度とステアリングアングルに応じて、減衰率を最大100%変化させることができる「アウディダイナミックステアリング」は、オプションで選択できる。アウディQ5 改良新型

アウディダイナミックステアリング

アウディダイナミックステアリングでは、4つのセットアップオプションが選べる。標準サスペンションの代わりに、スポーツサスペンションも用意されている。スチールスプリングによる標準サスペンションには、「ダンパーコントロール」を搭載することも可能だ。ダンパーコントロールを搭載すると、快適性重視の設定とスポーティな設定の間で、幅広くサスペンションのセットアップを変化させることができる。ダンパーコントロールに加えて、「アダプティブエアサスペンション」は最低地上高を5段階に変化させることが可能だ。

標準装備パッケージに含まれている「アウディドライブセレクトハンドリングシステム」は、複数のテクニカルコンポーネントの特性に介入することができる。ドライバーは、オフロードとオールロード(エアサスペンション搭載車)を含む、最大7つのプロファイルから、走行モードを選択できる。「ヒルディセントアシスタント」は、急な下り坂でドライバーをサポートする。

改良新型には、17インチのアルミホイールが標準装備される。「アドバンストライン」と「Sライン」には、18インチホイールが装着される。さらに、「アウディ・スポーツ」の19~21インチの幅広いホイールを選択することも可能だ。アウディ Q5 改良新型アウディ Q5 改良新型

予測的な運転スタイルを支援して燃費を削減

改良新型には、包括的な先進運転支援システム(ADAS)が搭載されている。標準装備される「アウディプレセンスシティ」は、前方車両との衝突を回避したり、衝突後の2次被害を軽減したりするシステムだ。オプションの「ターンアシスト」、「衝突回避アシスト」、「エグジットワーニングシステム」も、総合的な安全性に貢献する。

「アダプティブクルーズアシスト」は、長距離走行において、アクセルとブレーキ操作や車線の維持をアシストして、ドライバーの負担を軽減する。その一方で、「プレディクティブエフィシェンシー(予測効率)アシスト」は、予測的な運転スタイルをサポートすることで、燃料消費量を削減する。

インテリアは、標準仕様、「デザインセレクション」、「Sライン」の3タイプから選択可能。これらは、エクステリアトリムパッケージと自由に組み合わせることができる。デザインセレクションを選択すると、さまざまな照明効果により、品質をさらに高める「コンツァー/アンビエントライティングパッケージ」が装備される。

《森脇稔》

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