三菱自動車は5月14日、『パジェロ』の右側ロアアームに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2016年10月26日から2018年2月26日に製造された1506台。このほか、交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できないものなど64台も対象となる。
対象車両は、フロントサスペンションの右側ロアアームにおいて、溶接工程での部品の固定が不十分なため、溶接位置がずれ、強度が不十分なものがあることが判明。制動時の負荷により溶接部位がはがれ、走行が不安定になるおそれがある。
改善措置として、全車両、右側ロアアームを良品と交換する。
不具合および事故は起きていない。海外市場からの情報によりリコールを届け出た。