東京BRT、5月24日に運行開始 都心-臨海地区

使用車両イメージ
  • 使用車両イメージ
  • 使用車両イメージ
  • プレ運行(一次)ルート
  • 虎ノ門ヒルズ。環状第2号線本線トンネルは西側の虎ノ門~新橋間が供用されているる
  • 築地大橋。右が築地、左が勝どき。
  • 豊洲大橋。左が晴海、右が豊洲。
  • 本格運行ルート。※選手村地区内停留施設3か所(B31・B32・B33)の名称は今後決定する。
  • 運行ルート

京成バスは5月24日から、東京の都心と臨海地域とを結ぶバス 「東京BRT」の運行を開始する。東京都と京成バスが2月14日に、虎ノ門から新橋を経て晴海に至るルートの運行開始と、運行ルート名および停留施設名称を発表した(国土交通省に認可申請中)。

東京都では、臨海地域における交通需要の増加に対応する公共交通機関として、都心と臨海地域とを結ぶBRTを計画、運行事業者である京成バスはじめ関係者と調整してきた。BRTとは「Bus Rapid Transit」(バス高速輸送システム)の頭文字。連節バスの採用、専用レーンの整備などにより、路面電車と比較して遜色のない輸送力と、定時性・速達性を確保した、バスをベースとした交通システムのことだ。5月24日からの運行は「プレ運行(一次)」とされる。

運行ルートは、虎ノ門ヒルズ~新橋~晴海BRTターミナル。都心を出たバスは晴海地区を循環して戻ってくる。運行頻度はピーク時に毎時6便、日中は毎時4便、運行時間は6時台~22時台。運賃は220円で、都営バスの運賃均一区間の210円に急行料金10円をプラスした形だ。

支払方法は前乗り先払いで、これは都営バスなど都内の一般路線バスと同様。本格運行時は全扉乗車を実施する。使用車両は一般的な単車ボディ8両が用意される。うち5両が燃料電池駆動で、3両がディーゼルだ。7月ごろには連節ボディのディーゼルハイブリッド1両も追加される。築地大橋。右が築地、左が勝どき。

現在、都心と晴海地区を結ぶバス路線は都営バスの「都05-1」がある。東京駅丸の内南口と晴海埠頭を銀座、勝どき経由で結び、運行頻度はピーク時に毎時12便、日中は毎時6便、運行時間は6時台~22時台。また、「都05-2」は海側の始発・終点が東京ビッグサイトになり、運行頻度はピーク時に毎時6便、 日中は毎時3便、運行時間は7時台~22時台。運賃はいずれも210円均一だ。また新橋~お台場間には軌道系の中量輸送新交通システム「ゆりかもめ」が運行しており、運行頻度はピーク時に毎時19便、日中は毎時12便、運行時間は5時台~24時台。同区間の運賃は330円だ。

東京BRTは今後、交通需要に対応するなどしながらルートを拡大していくという。東京オリンピック・パラリンピック後はプレ運行(二次)となり、ルートは幹線ルート、晴海・豊洲ルート、選手村ルートの3ルートになる。京成バスと京成バス子会社の東京BRTにより共同運行される。そして本格運行は、2022年度に予定されている環状第2号線本線トンネルの全線(虎ノ門~築地)開通後となり、勝どきルートが加わる。地図を見ると勝どきルートは別ルートではなく既存ルートの増便だ。本格運行は東京BRTにより運行される。

東京BRTルート
プレ運行(一次)ルート……虎ノ門ヒルズ~新橋~晴海BRTターミナル
幹線ルート……虎ノ門ヒルズ・新橋~国際展示場・東京テレポート
晴海・豊洲ルート……虎ノ門ヒルズ・新橋~豊洲市場前
選手村ルート……新橋~(仮称)晴海五丁目
勝どきルート……新橋~勝どきBRT本格運行ルート。※選手村地区内停留施設3か所(B31・B32・B33)の名称は今後決定する。

《高木啓》

編集部おすすめのニュース

特集

おすすめのニュース