東京モーターショー2019でトヨタは、未来を体感できる「モビリティのテーマパーク」を謳い、そのブースには市販車はなく、「来年発売するクルマはひとつもない」と強調した。そんな中、“未来の愛馬”として紹介されたコンセプトカーが未来の電動スポーツカー『e-RACER』だ。 豊田章男社長は、「クルマの誕生によって、米国では1500万頭の馬がクルマに置き換わったが競走馬は残った」と話す。そして未来のクルマも「人と心を通わせる存在になり得るのでは」とe-RACERを紹介した。 スペック等は特に明かされていない。コンパクトなフォーミュラカー、もしくはカートのようなこのスタイリングが全てを物語っていると言っていいだろう。各所に散りばめられた「GR」のエンブレムにも注目だ。 「e-Paletteのような、みんなで共有するモビリティが馬車なら、e-RACERのような個人で所有するモビリティは愛馬ということになります。未来のモビリティ社会は、馬車と愛馬が共存する社会になるのではないでしょうか。そして、人々が愛馬に求めるものは、心を通わせ、一緒に移動する喜びです。」(豊田章男社長)
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