マクラーレンが、2人乗りの新型ハイパー・スピードスターを開発していることを、英Autocar誌が報じた。
同誌によると、アルティメット・シリーズの新型モデルで、「セナ」より軽量であり、最高速度400km/hオーバーの『スピードテイル』と並ぶハイエンドモデルになるという。
イメージ画像は「X-Tomi」デザインに協力を得た『マクラーレンGT』ベースのCGだが、市販型ではバタフライドアを採用し、エレガントで流麗なデザインと特徴としたオープンロードカーが期待されており、正式車名は明かされていない。
パワートレインは4.0リットルV型8気筒ツインターボガソリンエンジンが予想されており、「スピードテイル」のような電動化モデルでない可能性が高いようだ。サーキット専用「セナ」と異なりロードカーのため、最高出力はセナの800psより控えめと思われるが、アルティメット・シリーズに恥じない高性能が約束されている。また駆動方式はFRで、トランスミッションはDCTが採用される見込みだという。
カーボンファイバーを多用し、同社ロードカーの中では最軽量になると思われ、限定500台以下で価格は2億円レベルと伝えられている。ワールドプレミアの時期は不明だが、2019年内には行われる可能性が高いだろう。