【日産 スカイライン 新型】開発責任者「改めて日産のスカイラインであることを宣言」

日産自動車 スカイライン 改良新型 発表会
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  • 日産自動車 徳岡茂利 チーフビークルエンジニア

日産自動車は7月16日、一部改良した『スカイライン』を発表した。今回の改良を機に、車体エンブレムをインフィニティブランドから日産ブランドへ戻すとともに、伝統の丸目4灯リアコンビランプを復活させたのが特徴。

車両開発責任者を務める徳岡茂利チーフビークルエンジニアは同日、横浜市内にある本社で開いた発表会で「改めて日産のスカイラインであることを宣言するデザインに我々の意志を表現した」と述べた。

具体的には「フロントデザインは、日産ブランドを象徴するデザインの表現、Vモーションを中心としたラジエターグリルとフロントバンパーを採用し、合わせてエンブレムは日産バッジとした。フードから流れるダイナミックなVシェイプモーションがスカイラインのスポーティさをさらに強調している」と解説。

またリアデザインは「リアコンビを筆頭にブランドバッチ、エグゾーストマフラーカッターを新しくした。とくにリアコンビランプは代々スカイラインが受け継いできた丸目4灯を最新のテクノロジーでよりモダンなデザインとした」とした。

スカイラインの特徴でもある走りも進化している。今回新たに3.0リットルV6ツインターボエンジンを採用し、最高出力405PSを実現する「400R」グレードも設定した。徳岡氏は「スカイラインの走りをさらに向上させる新型3.0リットルV6ツインターボエンジンは環境に配慮しながらシャープなレスポンスと圧倒的な出力、トルクを同時に実現する高性能エンジンで、405PSはスカイライン史上最大のパワーとなっている」と説明した。

シャシー性能も合わせて向上しており、「従来よりスカイラインに採用しているステアリングバイワイヤーのダイレクトアダプティブステアリング(DAS)を専用チューニングし、その応答性とトレース性能を高めるとともに、新たに採用した制御サスペンション、インテリジェントダイナミックサスペンション(IDS)との緻密な相互制御により、乗り心地とハンドリング性能をより高い次元で両立している」とのことだ。

その上で徳岡氏は「走りにこだわりのあるお客様にもご満足いただけるものと確信している」と締めくくった。なおスカイライン改良新型の販売開始は9月で、価格は427万4640円から632万7720円となっている

《小松哲也》

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