ポルシェ パナメーラ、エアコンブロアコントロールユニット不具合で火災のおそれ リコール

ポルシェ パナメーラ(2014年)
  • ポルシェ パナメーラ(2014年)
  • 改善箇所

ポルシェジャパンは6月14日、『パナメーラ』10車種について、エアコンブロアコントロールユニットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、「パナメーラ」、「パナメーラ4」、「パナメーラS」、「パナメーラ4S」、「パナメーラGTS」、「パナメーラターボ」、「パナメーラターボS」、「パナメーラSハイブリッド」、「パナメーラS e-ハイブリッド」の10車種で2013年10月29日から2016年7月22日に輸入された3431台。

エアコンブロアコントロールユニットにおいて、ハウジング形状が不適切なため、防水性が不十分なものがある。そのため、ユニット内部に水分が浸入すると内部の電気配線が短絡し基板が焼損して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、エアコンブロアコントロールユニットの部品番号を点検し、交換対象の部品が装着されている場合には対策品に交換する。なお、対策品の準備に時間を要するため、暫定対策として同ユニットに防水用のシールと電源遮断用のリレーを追加で組付ける。

不具合および事故は起きていない。本国メーカーからの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集