ホンダ、クラリティ をリコール 燃料電池システム停止のおそれ

ホンダ・クラリティ・フューエル セル
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ホンダは4月18日、『クラリティ』の燃料電池システム冷却装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2015年12月17日~2018年1月8日に製造された218台。

燃料電池システムを冷却する電動ウォータポンプにおいて、駆動用モータの磁石の表面処理が不適切なため、冷却水により磁石が腐食することがある。そのまま使用を続けると腐食が進行し、電動ウォータポンプが作動しなくなり、パワーモードオン時に警告灯、警告表示が点灯し、燃料電池システムが起動しない。または、走行中に警告灯、警告表示が点灯し、燃料電池システムが停止して、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。

改善措置として、全車両、電動ウォータポンプを対策品と交換する。

不具合は6件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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