フォードモーター(Ford Motor)は2月12日、自動車向けの先進運転支援システム(ADAS)技術を応用した「レーンキーピングベッド」のプロトタイプを開発した、と発表した。 多くのフォード車には、「レーンキーピングエイド」が搭載されている。これは、前方の道路標識を監視し、ステアリングホイールの操舵を支援することにより、車両を安全に正しい車線に戻すシステム。ドライバーが不用意に車線から外れるのを防ぎ、他のカメラベースのシステムを補完するものだ。 フォードモーターはこの技術を応用して、レーンキーピングベッドのプロトタイプを開発した。圧力センサーを使用して、二人用のベッドで寝ている人のひとりが、相手の領域に侵入したことを検知。すると、マットレスに内蔵されたコンベアベルトが自動で横方向に動き、窮屈さを解消する。 フォードモーターは、睡眠不足は家庭や職場、運転中のけがや事故のリスクを高める、としている。
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