フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)の傘下で、米国で電動パワートレイン車の充電インフラを整備しているエレクトリファイ・アメリカは2月4日、全米100か所の充電ステーションに、テスラのバッテリーを配備すると発表した。 エレクトリファイ・アメリカはフォルクスワーゲングループと協力しながら、全米の主要都市に300か所以上、郊外に200か所以上、合計500か所以上に、急速充電ステーションを整備する計画を進めている。 同社は今回、全米100か所の充電ステーションに、テスラのバッテリー、「テスラ・パワーパック」を配備すると発表した。テスラのバッテリーシステムの導入は、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)など、電動パワートレイン車のユーザーの充電料金を抑えるのが目的だ。 テスラのバッテリーシステムに、オフピークの時間帯に電力を蓄電し、充電のピーク時に利用できるようにする。充電ステーションには、約350kWhの蓄電容量を持つ210kWのバッテリーシステムが設置され、後に容量を増やせるモジュラー設計とする。 出力は、一般的な50kWの急速充電器の7倍の350kWで、1分あたり最大約32km走行分の電力を電動パワートレイン車に充電できる。同社は米国42州の17都市の交通量の多い道路の充電ステーションに、テスラのバッテリーを配備していく。
テスラ『サイバートラック』専用ホイール、超新星の爆発波に着想…米Unplugged Performance 2025年9月11日 アンプラグドパフォーマンス(Unplugged Performance)は9月8日…