3日、来季に向けてのF1移籍市場に大きな動きがあった。現在レッドブルで走っているダニエル・リカルドが、来季はルノーに移籍して戦うことが決定。当代3強チームの一角で、来季はホンダ製パワーユニット(PU)を搭載するレッドブルのシートに現状で空きが出ている。7月末にメルセデスが来季もルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスを継続起用することを発表し、どことなく無風ムードが漂ってきていたF1上位チームの移籍市場。そこに、大きな動きがもたらされた。今季も既に2勝している大物ドライバーのひとり、リカルドは来季ルノー(いわゆるルノーワークスチーム)に移って、ニコ・ヒュルケンベルグのパートナーとなる。レッドブルは現在、リカルドとマックス・フェルスタッペンのコンビで、TAGホイヤーという名称のルノー製PUを搭載してF1を戦っているが、来季はホンダ製PUを積むことが決定済み。また、今季からホンダ製PUで走っているトロロッソ(レッドブルの系列チーム)への同PU継続供給も決まっている。今後の焦点は、リカルドの離脱で空いた来季レッドブル・ホンダのシートに誰がおさまり、フェルスタッペンと組むのか。空席とはいえ、考えられる有力候補はふたりだろう。ひとりは現ルノーのカルロス・サインツJr.。彼は元来レッドブル系ドライバーで、ルノーには昨季終盤からレンタル移籍のようなかたちで加入している。評価も高いサインツが、リカルドとの交換トレードになる格好で来季レッドブル・ホンダに乗っても不思議はない。もうひとりの候補は、現トロロッソのピエール・ガスリー。F1フル参戦初年度の今季、なかなかの活躍を見せている彼だけに、トロロッソ・ホンダからレッドブル・ホンダへの昇格人事が発動される可能性も考えられよう。日本のファンとしてはトロロッソを含めた来季ホンダ勢のシート動向がより一層、気になるところとなってきた。
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